ROLEX EXPLORER II “FRECCIONE” REF. 1655 Steve McQueen
1980年代の初代エクスプローラーII Ref.1655です。
1655は奇抜なデザインで、ファッション業界のオシャレさんたちが良く着けてたイメージ。
昔はまだ安かったからね。
また同じムーブメントのCal.1570を積んだRef.1675をベースにした改造品なんかも横行していましたので、完全オリジナルかを見定めるのが非常に難しいことでも有名です。
今考えると贅沢なカスタムだな・・・
40mmのサイズ感は良い感じ。
とにかくインパクトのあるデザインですね。
昼夜の確認を即できるように大きなオレンジ針が特徴です。
プロフェッショナルモデルでメルセデス針を使用しない数少ないモデルでもあります。
Chrono24を覗いてみました。
「大きな矢(Freccione)」は退色が原因か?、レッド、オレンジ、イエローがありますね。
中古マーケットでは200万円以下は無さそうです。
凄い価格。
とても綺麗な個体で、交換文字盤の証「SWISS」になっていますので、完全に当時物オリジナルではありませんね。
オリジナルでなくても、ここまでキレイなら良いよ!って人も多そうです。
ヴィンテージの楽しみ方は人それぞれ。皆さんはどう思いますか?
無機質なスティールベゼルも1655ならでは。
格好良いですね。
ベゼルの数字のフォントも色々あるみたい。
マークなんたら文字盤とかマークなんたらベゼルとか・・・
VR研究家の方々の情熱は本当に凄い。
ケースバックはこんな感じ。
肌が触れる部位がポリッシュ仕上げになっているのもヴィンテージのポイント。
スレちゃうから最近のモデルはどれも艶消し。
シングルバックル。
オイスターケースの厚みは約13mm。
薄くはありません。
風防はプラスチック製。
王冠(コロネット)はよく見るタイプ(交換文字盤だから当然)。
付け根が黒く、まるで幽霊のように浮いて見えるゴーストハンドです。
現行モデルのエクスプローラーII 216570もこのデザインを引き継いでいます。
大きなオレンジの三角形は24時間針。
午前10時を指しています。
交換文字盤でルミノバ夜光。
針もルミノバ夜光。
キレイ(笑)
このベゼルはマークなんだろう?
4かな・・・
ケースはオリジナルで40年近く使用されていてますが、まだまだ元気。
アンダーバークラウン。
盛り上がっちゃってるサイドビュー。
あと40年使えるかな?
いかがでしょうか?
スティーブ・マックイーンさんも愛用した初代エクスプローラーII Ref.1655でした。
今から納得のいくヴィンテージモデルを買うのは、かなりのハードルとなっています。
どこかで妥協が必要なのかも知れません。
たとえばオールニューとなったバキバキなものも選択肢の1つなのかも知れません。
ずっと着けられるからね。
いやいや、オリジナルじゃないと意味ないでしょ?
そんな考えの人も多くいます。
えぇ、それも間違いない楽しみ方。
できれば私もオリジナルに近いものが良いかな。
トリチウムが好きなのかも。
皆さんはどうですか?
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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