
【レビュー】ユニバーサル・ジュネーブ 484.440 ゴールデン・コンパックス 35mm Cal.UG84
UNIVERSAL GENEVE Golden Compax Chronograph
90年代に復刻したユニバーサルジュネーブのゴールデンコンパックス 484.440です。
35mmの小振りなPGケースには、レマニア社の手巻きクロノグラフキャリバー1873 をベースにした UGキャリバー84 が搭載されています。
コンパックスはユニバーサルジュネーブのクロノグラフシリーズ名、トリコンパックスとか聞いたことがあるでしょうか?
現在のユニバーサルジュネーブのモデルは毛色が変わってしまってどうもアレですけど、ビンテージモデルのクロノグラフは格好良いものが沢山あります。
デイトナみたいな見た目のモデルもあり、ビンテージマーケットでは大変人気なんですよ。
トリ・コンパックス。
こちらは、Nina Rindt ニナ・リント。
カール・ヨッヘン・リント(F1ドライバー)の奥様がニックネーム。
人気モデル。
はい、484.440 ゴールデン・コンパックス 35mmです。
やや小ぶりなケースですが、ピンクゴールドなのでインパクトはあります。
PGにブラック文字盤とイカつさも感じますし、太いドルフィンハンドも格好良いですね。
経年劣化でPGがくすんで変色気味ですが、それもセミビンテージならでは。
Chrono24を覗いてみました。
金無垢でも40~50万円と比較的買いやすい価格帯。
ですが、セミビンテージですので状態次第で値がブレそう。
買われる方は実際に手に取って見てくださいね。
腕馴染みも良く、軽く、見た目もグッド。
手巻き時計で巻く楽しみもあります。
防水性は期待できないけど、普通に使っていたら大丈夫でしょう。
ムーブメントも基本はレマニア1873なので、国内でも時計修理店でメンテナンスできるはず。
ケースバックにはホールマーク。
サイドビュー。
ナナメってるな(笑)
ドーム状の風防がお見事。
クライントップにはUGマーク。
40代以上の男性がサラっと着けてたら素敵です。
夜光は無し。
レコード溝のインダイヤル。
中央下にはCOMPAXの文字。
アプライドのUロゴ。
同じくアプライドのインデックス。
ピンクゴールド製。
凄い雰囲気あって格好良いです。
プッシャーとリューズ。
尾錠にもUマーク。
尾錠はメッキかな。
ケースバックのホールマークとリファレンス。
当時ものの冊子やタグ。
モッコリしたプラ風防。
丸みがあって全体的に可愛らしい。
いかがでしょうか?
小振りですが金無垢で、存在感も重量もしっかりあります。
すてきなオジサマにオススメです。
まぁ同じ値段くらいで復刻カレラが買えますから、意外と50万円くらいの手巻き金無垢クロノグラフは色々選べるのかも。
今度、気にしながら見てみよう。
ユニバーサルジュネーブが今あまり注目されるメーカーではなくなってしまったのが残念。
それではまた!
https://zenmai-tokyo.com/2019/09/22/crowns-watch-studio/
#ZENMAIのココ東京