【Big Block】チュードル 79160 オイスターデイト クロノグラフ オートマチック 前期型
TUDOR 79160 Oysterdate Big Block
チューダー(旧チュードル)からオイスターケースを使用したオイスターデイト クロノグラフ「クロノタイム」79160です。
海外では「クロノタイム」ってあまり呼ばないようで、「Big Block」の方が通じると思います。
日本では分厚いこのケースを「かまぼこ」とか呼んでいました(スノーフレークをイカ針とかセンスの違いが(笑))。
最近でも同じかな?
さて、この79160、分厚いかまぼこ型オイスターケース(by ROLEX)にバルジュー7750を積んだ「TUDOR ROLEX ETA」のトリプルネームコラボレーションで人気を得ており、ここ数年での評価は非常に高いですね。
セミヴィンテージモデル扱いで「保証書」の有無は結構大きな差となっている模様です。
ケース径は40mmで、大き過ぎず小さ過ぎずのグッドサイズ。
シンプルで無骨なデザインで、ロレックス好きにも支持されます。
こちらは前期モデルでデイト窓に「枠」が描かれており、インデックスも良く見るとバーではなく台形になっています。
Chrono24を覗いてみました。
保証書付で検索すると100万円前後からスタートと、なんとも高い相場・・・
ヴィンテージモデルには新型コロナウィルスの影響は少なかったかな。
う~ん格好良い。
でも高い・・・
なぜにこんなに相場が上がったのかわかりません。
こちらは10年前の正木屋さんの入荷情報。
箱・保証書つきで40万円前後。
アンティーウォッチマンでは保証書なしで37万円。
今では2倍以上ですからね。
きっかけは何なんでしょう・・・
こんもりしたプラ風防に、厚みのあるオイスターケース。
存在感ありますね。
VR(ヴィンテージロレックス)ブームに乗っかった感はあります。
手巻きのデイトナや、サブノーデイト 5513(フチなし)あたりから急に人気が出てきた時期にクロノタイムも人気がグイっと上がりました。
頂点と定番、そして1番下はいつでも人気です。
人気が出る前のVRでは、手巻きのデイトナは頂点で、1番下だったのは5513でしょう。
5513は20万円台とかで売られていましたからね。
上だったサブデイト1680は、いつの間にか下だった5513に抜かれましたので、そういった逆転劇が今後もあるのだと思います。
で、デイトナ風だしVR風だし実際にロレックスのパーツを使っている79160(79170 / 79180)に白羽の矢が刺さったのでしょうか。
あまり出回りがありませんが、チュードルのサブマリーナーも人気モデルとなっています。
下だったモデルは買いやすいから、よく売れて、売れるから人気が出て高くなっていく。
古いモデルなので弾数も少ないので急激に値は上がっていきましたね・・・
まさか100万円になるとは。
この王冠リューズがね、好まれるのです。
カマボコケースを測ってみると約14~15mm。
バルジュー7750が2階建ての厚みのあるムーブメントなのでこうなります。
重さも5桁シリーズにしてはあり約125グラム。
ケースバックにもロレックスの文字。
バックルは縦マーク。
シルバーパンダ文字盤。
トレンドです。
視認性も良く、なにより格好良い。
トリチウムのT。
そしてプラ風防。
セミVR要素萌え。
タキメーターのプラスチックベゼルは他のバリエーションに比べ「別格」。
79160>>79170≧79180
このくらいの差があります・・・感覚的に。
文字盤はブラックが1番上ですかね。
792*0系になると3連オイスターブレスレットの価値もぐっと上がります。
手巻きデイトナにも似たフェイスデザイン、ロレックスのパーツ、セミアンティークなポイント。
人気が出るはずですね。
渋格好良い。
いかがでしょうか?
カマボコ チューダー クロノタイム 79160でした。
グイグイ上がって今から買うにはなかなか勇気が要りますけど、もう大きく下がっていくことは無いでしょう。
となれば、それが相場なので諦めてグッドコンディションの個体を探す方に注力した方が良いかも知れませんね。
安物買いの銭失いにならないように、満足いくものを見つけてください。
プラスチックベゼルの割れや凹み、針や文字盤の交換、ブレスレットのヨレなど、ご自身でポイントを決めて探すと、わりと早く良いものに出会えるかも。
私は黒文字盤が好きかな~。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京