Ups and downs in the life of Green-sub.
やや相場を戻しているロレックス サブマリーナーデイト グリーン 116610LVです。
2010年にリリースされた第2世代のグリーンサブマリーナー。
いよいよ世代交代間近となり、キャリバー3235を積んだ第3世代のグリーンが誕生すると思われます。
GMTマスターIIの様にブレスレットが変更になる、なんて大きな変化はなく、ヨットマスターロレジウムのように静かな変更に収まるような気がします。
本来であれば2020年に発表があったかも知れず、春節時には買うなら今だ!と値が吊り上っていました。
昨年2019年も同じように、もしかしたらグリーンサブは廃盤では?なんて噂から200万円直前まで値を上げていたのですが、香港デモが起き梯子を外された形で160万円台までストンと落ちます。
ようやく春節時期に合わせ180万円を超えるぞ~と上昇しているタイミングで今度はコロナショック。
今年の1月には160万円もの高値を付けた「買取額(正規店未使用品)」も、3月末には120万円ほどとなり、価格コムの新品販売グラフも150~160万円を行き来するように。
ようやく4月末あたりから実体経済は良くなっていないものの、時計販売店が品薄となり相場が元に戻りそうな雰囲気になっています。
予断は許されませんが、ロレックスの人気モデルは底を打ったのかも知れません。
こちらは価格コムから2016年3~6月の並行新品相場グラフ。
100万円以下でしたね~。
この時に買った方は本当にラッキー、国内定価と然程差が無くお買い得でした。
同じくかめ吉さんでは2016年新品販売価格が約98万円。
中古なら80万円台後半も見つかりました。
と、言うことで山あり谷ありなサブマリーナーグリーン 116610LV。
リーマンショック以降の登場ではあるものの、不景気からスタートはあまり評価されず「爆買」のターゲットとなりようやく人気モデルとなりました。
キレイなのは間違いありません。
でも仕事で着けるには派手すぎます。
本当に日本人に好まれているかは謎ですね。
相場が高いとか価値があるから人気なだけで、格好良いな~コレって思って着けてる人いますかね?
電車に乗っていてもあまり見かけませんし、SNSでも着けてる画像より何本もロレックスを持ってる方が他のモデルと並べている方が目につきます。
着けてるより持ってるって方の方が多くないですかね?
気のせいかな。
このセラクロムベゼルは「真ミドリ」ではなく、やや白っぽいくすんだグリーンです。
表現しづらいのですが、おそらくコピーガード用に簡単で単純なグリーンにはなっていません(ブラックも同様ですけど)。
コーポレートカラーでもあり、中華圏の方が好きな翡翠の様でもあります。
翡翠同様にグリーンカラーの宝石エメラルドも人気があるようですね。
なんでグリーンカラーが好きなんでしょ?
私はこのグライドロックが好き(笑)
サイズ調整がラクチンです。
今グリーンサブを買っておくならバックルが鏡面仕上げになっているモノを選びましょう。
2010~2015年は基本的にザラザラの梨地仕上げとなっています。
透き通るように美しい翡翠を「琅玕(ろうかん)」と呼び重宝しているらしいんですが、ほど遠いくすんだグリーン。
独特です。
最高品質の翡翠はインペリアルジェイドと呼ばれるそうです。
どことなく暗い部分はセラクロムベゼルのカラーにも似ているかな・・・
文字盤の方がキレイ。
私はクロマライト夜光の光が好き。
次世代機はきっと、この太いラグともオサラバになると思います。
王冠マーク。
クラウンガードも太目で力強い。
マッチョケースで10年間走り切った現行サブマリーナーデイト。
高級感が増しロレックス人気の底上げにも尽力したと思います。
ヨーロッパやアメリカもそうですが、中国など人口の多い地域をマーケットにしていく戦略は間違っていません。
つぎはインド人が好きそうなデザインの何かが誕生するのかも。
いかがでしょうか?
値を戻しつつあるグリーンサブ 116610LVでした。
山あり谷ありなサブマリーナーグリーン 116610LV、今は少し安めですが今買っておかないとまた上がっちゃうかも、とか。
いやいや、不況は目の前だから買うのは今じゃないでしょ、とか。
いったいどのタイミングで買うのが良いのか迷います。
山はいつ?谷はどこ?
正規店が再稼働して、そこで買うことができたら1番良いですね。
2020年5月印以降のグリーンサブがあるのか、どうか。
それも気になるところです。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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