Rolex 16528 18k Yellow Gold Daytona Zenith
ロレックスの金無垢デイトナ 16528です。
ちょっと古い1997年頃の個体でしょうか。
トリチウム文字盤ですが、12時間積算計は逆さ6ではありません。
安い時で100万円ちょっとで売っていたような、スティールの16520より安かったような、そんな記憶の中にいますが、久々に相場を見てびっくり。
え?保証書付だと400万円以上するの?
確かに素材価値からすれば、ステンレススティールなんかより18金ゴールドの方が何十倍も高いのはわかります。
田中貴金属の金リサイクル価格を見ると、18金の場合 1グラム 4,118円ですって。
ロレックスの使うステンレススティール 904Lだからって、キロ数百円のリサイクル価格だと思われ・・・
総重量160グラム中、まぁムーブメントやらサファイアクリスタルやら抜いて、だいたい100グラムだとすると・・・
K18 4118円 × 100グラム = 411,800円 素材の価値だけでも40万円もします。
以前はK18のリサイクル価格も1000円ちょっとだったから、素材価値もプレミアムも3倍4倍となっています。
Chrono24を覗いてみました。
昔は一般人には人気なかったよね。
しかし、こうして見直すとなかなかグッド。
私もオジサンになったと言うことです。
スティールの渋い無骨な16520ももちろん格好良いと思いますが、今手にするならイエローゴールドの16528を選ぶかも知れません。
白文字盤で、そこまでイヤラシい感じもしませんし。
文字盤、針の夜光トリチウムはもう自発光できません。
まだ変色もしていませんから、今後じわじわキツネ色になっていくのでしょう。
T SWISS MADE T。
近づくとベゼルのキズに目が行きます。
エルプリメロベースのキャリバー4030を搭載していますが、現行デイトナと違って9時位置に秒針(スモールセコンド)があります。
ゴールドライタンの様なK18オイスターブレスレットとバックル。
ダブルロックブレス ナンバー78398。
プレートには金性を表すホールマークなどが刻印されています。
いかがでしょうか?
ようやく価値が追い付いてきたかな?と言った金無垢のデイトナ 16528。
白文字盤は爽やかだし、たまにストラップ交換などしてブラウンカラーのクロコストラップに替えたりオシャレを楽しみたい1本です。
お安い物件には「状態」なんて言うチェック項目がありますので、手に取るときはしっかり見てからにしましょう。
でも、オススメ。
格好良いですからね。
それではまた!


#ZENMAIのココ東京
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