【レビュー】オーデマピゲ 15407ST.OO.1220ST.01 ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク
Audemars Piguet Royal Oak Double Balance Wheel Openworked 15407ST.OO.1220ST.01
今回はスケスケがトレンドのオーデマ・ピゲ ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク 41mmです。
複雑に入り組むムーブメントを表面からも覗けるのが特徴なんですが、時間を確認するのには向いていません。
自社製キャリバーAP 3132は2つのテンプと ヒゲゼンマイを同軸上(2重になっています)にセット、精度と安定性が大きく向上しているそうです。
ブティック限定モデルで国内定価は4,968,000円ですが、人気があり過ぎて2倍近い価格になってしまっています。
う~ん、確かに格好良い!そして生産数が激少のようですね。
※ロイヤル オーク・ダブルバランスホイール・オープンワークは2つのテンプと ヒゲゼンマイを同軸上にセットしています。特許取得の新しい「デュアルバラ ンス」の製作工程は非常に難しいものですが、精度と安定性が大きく向上す るという大きなメリットが得られます。
41mmの15400STがベースになっています。
サイズ的には満足いく大きさでしょう。
恐らく凄いことになっていると思われるムーブメントですけど、機械的な蘊蓄は私には語れませんので、見た感じのインパクトだけをお伝えできれば。
「見せる」為に仕上げられたムーブメントそれぞれの美しいパーツ。
できる限り細く繊細に絞り込まれ可憐なのです。
ロイヤルオークはラグジュアリースポーツで力強い感じですが、オープンワークはとても美しいんです。
ダブルバランスホイールでないスケルトンも以前15300系で出ていましたが、あちらもキレイでした。
15305ST.OO.1220ST.01に搭載されたキャリバー3129をベースに、キャリバー3132はテンプを重ねています。
厚みは9.9mm。
ブレスレットも仕上げがとてもキレイですね。
重さは約158グラム。
そこそこズッシリします。
特別感があります。
ピンクゴールドの針とインデックスは・・・
さりげなく光ります。
ケースからブレスレットへとつながるラインにうっとり。
クラウンも八角形。
APフォー ルディングバックル。
ケースバックからは逆側が覗けます。
キャリバー 3132のパワーリザーブは45時間とやや短め。
寄ってみます。
この角度じゃダブルかどうかわかりませんね。
1つ1つのパーツの仕上げが凄い。
オーデマピゲのHPにはムーブメントを作る作業動画がありますが、丁寧にじっくりと時間をかけています。
(リンク貼っておきます)
年間でどのくらいの生産数があるのでしょうか?
Chrono24を覗いてみます。
中古品で付属品が揃っているモノは限りなく900万円に近く、定価の2倍まではいかないもののその人気が伺えます。
美しさ、革新的な技術力、ロイヤルオークの人気、そして球数の少なさ・・・
価値を押し上げる理由が沢山あります。
いかがでしょうか?
買いたくても売ってないダブルバランスホイール オープンワーク。
私的には490万円の定価でも非常に高くて手が出ませんが(笑)その倍近い価格でも欲しい人がいます。
似合う似合わないで買う時計ではありません。
買える人はきっと似あいます。
そういうものですね。
希少性だけでこのモデルを選ぶ方も多くはないでしょう。
敢えて15407ST.OO.1220ST.01を選んで買う方は、特別だと思います。
いつかそんなオジサンになりたい・・・
それではまた!
【レビュー】ロイヤル オーク オートマティック 15300ST 15400ST ブラック オーデマピゲの新旧アイコン比較