
【レビュー】キングセイコー ハイビート 45KS クロノメーター Cal.4502A 4502-8010 / 4502-8020
SEIKO 45KS KING SEIKO CHRONOMETER 4502-8020 Cal,4502A
今回はちょっと古いセイコーウォッチです。
製造番号から1970年頃の製造かと思われます。
亀戸セイコーからキングセイコークロノメーター ハイビート(10振動)、手巻きムーブメント4502が搭載されています。
ムーブメントナンバーから45KSと呼ばれます。
同じく亀戸第二精工舎から1968年に誕生の手巻きハイビート45GS。
ハイビートの高精度ムーブメント・キャリバー4520(4522)を搭載しています。
因みに45**のムーブメントから45GSと呼ばれています。
この45KS初期モデルにはSUPERIOR(スーペリア)の記載があるものもあるようです。
ビンテージセイコーについては詳しいサイトが多くあるので、私の様なただ近所が亀戸セイコーだったオッサン(地元が亀戸)のブログでは学ぶことが無いので、なんとなく今風に着けてもイケてるんじゃない?と思ってもらえたら幸い。
と、いうことで50年近く前ですね、そんな古いモデルにはSSドレッシーなブレスレットだったり、細いテカってる革ベルトなんかが似合うんですけど、今回はミリタリー調のNATOストラップで。
ラグ幅は18mmなので、レザーストラップだとオッサン臭くなります。細いからね。
今風のNATOタイプ、そうですね素材はファブリックでもレザーでも編み込みでも何でも良いですけど、時計がシンプルですが形状は個性的なので、意外に何でも合うと思います。
45系は最後の手巻きですかね。
10振動ハイビートで、耳に当てると心地良いビートが聞こえます。
アプライド式のSEIKOロゴにバーインデックス。
デイト表示もなかなかありがたい。
ハック機能も付いています。
KS(キングセイコー)ロゴもアプライド。
プラスチック風防はキズが付きやすいですが、磨けばキレイになります。
このCラインも今では格好良く感じます。
当時のグランドセイコーやキングセイコーが安く買えるのは日本に住んでいるからねです。
良い条件の中古がたくさんあります。
例えば50年前のオーデマピゲやヴァシュロンコンスタンタン、パテックフィリップなどの最上位手巻き腕時計が10万円以下で買えますか?
ロレックスやオメガ、ロンジンやIWCでも、そんなに安く日本では買えませんよね。
これらのメーカーにもスペックは勝るとも劣りません。
格好良いし。
この個体は1970年製ですが、シリーズは1968年からになるようです。71年に生産終了となっています。
1968年と言えばセイコーからクオーツが誕生する直前ですね。
その後、時代が変わります。
セイコーキャリバー9S85(2009年)は41年ぶりのハイビート復活だったそうです。
ゴールドメダルにはKSの刻印。
ケースサイズは38mmくらいですが、けっして小さくは感じません。
ベルトの幅だけ気を付ければ、充分「今風」に着けれると思います。
格好良いよね?
いかがでしょうか?
ビンテージなので故障なんかが気になるし、防水なんかもありません。
が、古い感じが新しいと言いますか、今はヘリテージも流行っていますし、キングセイコーなんて響きも良いじゃない。
10万円以下でね、見つかると思います。
安く買って、ビンテージセイコーを扱う時計修理店とうまく付き合ってVS(ヴィンテージセイコー)ライフを楽しんだりしませんか?
以前は数万円で買えたんだけど、最近ちょっと高くなってきたかも。
仕事にだって使えますし、アウトドアとかじゃなきゃプライベートでも問題ないです。
セイコーは安くて種類が多いから楽しいですね!
詳しくはならないけど・・・
それではまた!
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