【レビュー】パテックフィリップ 5712G-001 “Tiffany”Wネーム ノーチラス プチコンプリケーション WG 40mm
Patek Philippe Nautilus 5712G-001 Moonphase”Tiffany”
一見して普通のノーチラス 5712G-001ではない、只者ではない、そんなボックスの上に乗っかっている彼。
そうなんです「ティファニー」経由で販売された「アレ」なんですね。
今ではほとんど見なくなった「Wネーム」です。
パテックフィリップとティファニーの2つのビッグネームがプリントされた文字盤は、それだけで「100万円」ほどの価値を生みます。
凄いな。
ティファニーブルーのボックスの中には、普通のパテックフィリップのボックスが入っています。
5712G-001はホワイトゴールドのノーチラスケースに、まとめて「プチコンプリケーション」と言っていますが、「ムーンフェイズ」「日付表示」「パワーリザーブ」を追加した多機能ウォッチ。
国内定価は5,130,000円となっています。
美しい水平エンボス加工のスレートカラー文字盤には、所狭しと各機能がバランス良く配置され、かなり端っこの方ですが「TIFFANY & Co.」の文字があります。
シースルーバックからはキャリバー 240 PS IRM C LUが覗けますね。
折り畳み式バックルもホワイトゴールド製。
こんな感じに開きます。
ポリッシュ仕上げとなっていますので、キズに注意です。
この多機能なムーブメントが入っているケースの厚みは、なんと8.52 mm!
他のメーカーでは普通の自動巻きの時計すら10mm以上が当たり前なのに、凄い薄さです。
60m防水となっており、汗や雨には負けません。
逆サイド。
さすがにマイクロローターですが、ムーブメントも美しいですね。
スクリューロック式のサファイアバックで、3ピースの構造となっています。
48時間のパワーリザーブ。
マイクロローターは22金製です。
もちろんPPシール付。
では「TIFFANY & Co.」の文字が見えなかった方へ。
文字盤に寄ってみます。
6時の植字インデックスもデイト表示に被らないようにカットされていますね。
光の入り具合でスレートカラーも様々な表情を見せます。
お月様はシンプルな丸。
ムーンフェイズがあるだけで、テンションあがりますよね?
48時間のパワーリザーブインジケーター。
クラウントップのカラトラバ十字。
ニューヨークのティファニーで購入された証。
選ばれた方のみが持てるのではないでしょうか?
ティファニーNY内のパテックフィリップサロンでも、望んだところで買うことは非常に難しいと思われます。
この組み合わせは惚れ惚れしますね~。
ティファニーのWネームと言えば90年代まであったロレックスも有名です。
最近はカスタム(ニセモノプリント)Wネームみたいな粗悪なものは見受けられなくなりました(笑)
いかがでしょうか?
できれば5711/1Aや5167/1A、5712/1AのティファニーWネームが欲しい!なんて贅沢言う方もいらっしゃるかも知れません。
が、贅沢言える方しかそもそも買えないですしね。
5712Gはあまりプレミアム価格にもなってないので、ティファニーWネームと言えど国内定価より異常なまでのプレミアム価格が付くわけではありません。
なので、狙い目かもしれませんよ。
希少性は抜群、ノーチラスで格好良い、プチコンプリケーションなんて凄い!
もし生産終了なんかになったら希少性はもっと上がるでしょう。
600万円くらいで見つけたらゲットすることをオススメします。
それでは!
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