Omega Dynamic III Chronograph 5240.50.00
1997年にリリースされたオメガ ダイナミック クロノグラフ 5240-50(ダイナミック オートマチックIIIは1995リリース)。
Cal.1138と言うクロノグラフムーブメントが搭載されています。
同時期に販売されていたスピードマスターオートマチック(ノーデイト)3510-50なんかは、2階建て(自動巻きの上にクロノグラフを乗せた)のムーブメント・オメガ 3220(ベースムーブメント ETA 2892A2)を搭載していましたが、このオメガ 1138も同じようにベースムーブメントはETA 2892A2の2階建てなのかな~?と思います。(違うかも知れません)
2カウンター(秒針と30分積算計)クロノグラフでデイト無し、ミリタリー調のダイアルに、クラウンガード無しと非常に好みな仕様です。
サイズも38mmもグッドサイズ。
レザーストラップとスティールブレスレットの2タイプがリリースされていました。
リーフハンドにイエローのさし色が溜まりませんね~。
全身サテン仕上げで質感はチープですが、そこがまた軍用時計風な雰囲気で悪くありません。
当時の広告にはラルフシューマッハ氏。
兄弟でオメガのアンバサダーだったんですね(ラルフ氏は後にオリスのアンバサダーに)。
さて、着用感ですが、軽くてとても良い感じ。
あまり高い時計には見えませんが、38mmですのでスーツに合わせることも可能です。
デイト表示はありませんのでビジネス向きではありませんが、ゴツゴツしてませんのでオンでもオフでもイケますね。
Chrono24を覗いてみると・・・おっ15万円以上するんですね。
ちょっと前まで10万円もしなかった印象でしたが、地味に相場が上がっています。
それでも、まぁコスパの良いモデルだとは思います。
こちらは「幻」のダイナミック ブロードアロー 5202.51.00 Omega Dynamic III Date(丸井限定)。
ブロードアローマークがケースバックにも刻印されています。
コレはレアなので見つけたら即ゲットですね・・・って10万円台ならですけど。
(スペックは5200-50ダイナミック III オートマチック36mmと同じ)
モデル名に入る「III」は、サードと言う事でしょう。
第3世代。
「オメガ ダイナミック」と言えば、楕円な奇抜なモデルを思い浮かべる方の方が多いかも知れませんね。
こんなの。
第1世代、第2世代とはデザインがだいぶ変わりました。
第4世代は、いつか出るのかな?
この立派なクロノグラフプッシャー。
いきり立ってます!
格好良い。
ブツけたら、どこかに飛んでいきそうです。
プッシャーとクラウンの高さが違うのは、クロノグラフモジュールが載っている証。
オメガのちょい古なバックルは爪殺し。
シンプルで地味なスクリューロック式ケースバック。
1997年製以降なのでトリチウム仕様は無いのでしょう。
ルミノヴァ夜光がまだまだ現役で輝きます。
どうですか?
フチなしアラビア数字インデックス。
イエローカラーがちょこちょこと使われていますね。
クロノグラフ針のお尻に矢印が付いています。
ピタっとダイナミックの文字。
バックル。
本当にサテン仕上げだらけ。
クラウントップまでサテン仕上げ。
ブレスレットナンバーは1571/871。
ラグ幅は20mmかな。
こちらはダイナミックの限定モデルでタルガ・フローリオ(Targa Florio )レースをフューチャーしています。
TARGA FLORIO 5291-51は1973本限定で年号に関係しているみたいですが、よくわかりません。
あまり興味ないので調べません(笑)知っている方、教えてください。
なんとなく、シーマスター オリンピック コレクションの赤色に似ていますね。
いかがでしょうか?
安くて格好良い視認性の高いオメガのクロノグラフです。
変なカンが専用ボックスでしたね。
ライン自体が今では生産されていないダイナミックですが、じんわりと相場を上げているので「好きな方にはフィットする」モデルなんでしょう。
たま~に、中古マーケットでも見かけますが、気にしてないとスルーしちゃいます(笑)
小振りだけど存在感のあるダイナミック III クロノグラフでした!
私はけっこう好きです。
ではまた。
#ZENMAIのココ東京
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