The 90’s is now very interesting! Let’s find a post vintage!
現行機よりも「面白い」そんな90年代の腕時計を今回は見ていこうと思います。
80年代やそれ以前のモデルは魅力的ですが、コンディション・プライス・メンテナンスなど問題が山積み。
その点、武骨で真面目に作っている90年代のモデルは丈夫でまだまだ状態の良い個体が多いのです。
メーカー修理も受けられますし、完全オリジナルな個体も見つけやすいですね。
※昨年の7月にも同じような記事書いてました(笑)
1.ロレックス
取り敢えず避けては通れないロレックス(何がだ?)
90年代のモデルで人気があるのはもちろんスティール製のスポーツモデルです。
なかでも夜光が「トリチウム」を使用している、更にはきれいにキツネ色になっている個体は重宝されます。
退色したダイヤルやベゼルリングなども大喜び。
シングルバックルもポイントが高めです。
それでいてキズもヘタリも無いもので、磨き(ケースポリッシュ)は1回または0回のものが好まれます。
もちろん保証書は必要ですね。
デイトナ、GMTマスター、エクスプローラー、サブマリーナーと人気モデルの宝庫です。
90年代に買って普通に使っていた方には「何が」そんなに喜ばれるかはわからないかも知れませんね(笑)
最近ここ10年くらいから時計を買い始めた方には「レア」要素が満載。
ビンテージ感も楽しめるのでグッドなのです。
サブマリーナーノーデイトのオールトリチウムなんかも70万円以上しちゃいますから驚きです。
198,000円で売られてましたもんね・・・
2.チュードル
ここは敢えて「チューダー」ではなく「チュードル」と呼びますが(笑)、90年代のクロノグラフとサブマリーナーがホットアイテムとなっています。
クロノグラフは有名はクロノタイムで、791**系が高騰中。
ロレックスパーツを使用し、バルジュー7750を積んだ武骨なニクいヤツ。
ケースがブ厚すぎて「ビッグブロック」とか「かまぼこ」などと呼ばれています。
79160の黒文字盤銀目が1番人気。完品なら100万円も見えてきます。
パッと見が手巻きのデイトナにも見えちゃいますからね、DNAは多少受け継いでいるんだなと。
サブマリーナーは79190のブルーが人気で、こちらも80万円以上するプレミアムモデル。
以前は誰も見向きもしてなかったのにね・・・
中身はETAです。
日本語版のチューダーヒストリーページが出来ましたので興味ある方は是非読んだ方が良いです。
https://www.tudorwatch.com/ja/magazine/history
3.オメガ
オメガのトリチウム仕様も私の中で高騰中(笑)
まだマーケットではあまり評価が高まっていませんが、いずれ「来る」と思います。
スピードマスタープロフェッショナルは3590-50のCal.861仕様がオススメ。
ブレスレットは使いにくいですが「顔」が最高です。
まだ20万円台で売っていることがあるのでゲットしておいて損は無いでしょう。
オメガはそこまで付属品にこだわりませんが、あるに越したことはないでしょう。
スピードマスターで言えばトリプルカレンダーのAM/PMやマーク40コスモスもオススメ。
安いし可愛さらしいグッドアイテムです。
シーマスターはボンドウォッチとプレボンドどちらもナイスです。
見た目はプレボンドの方がビンテージ感を楽しめますが、ボンドウォッチの方が長く使えるでしょう。
90年代の製品ですがオメガの作りはこの頃適当で、状態の良いものは多くありません(笑)
その分「劣化」していて良い意味で枯れてきています。
ベゼルが退色しインデックスや針が焼けたボンドウォッチはめちゃくちゃ格好良いです。
4.ブライトリング
オススメはオールドナビタイマー一択なんです。
本当に格好良い。
大きさ、見た目、値段・・・最高です。
何がオススメなのかは正直わかりませんけど(笑)計器の様なデザインは男心をくすぐります。
バルジュー7750はメンテナンス面、デザイン面で申し分なく、ブライトリングも90年代はまだギラギラしていないので良い感じに枯れています。
5.その他
IWCもイケてます。
いかがでしょうか?
セミビンテージ、ポストビンテージ、コレからゆっくりと市場から消えていきます。
気になっていたものがあれば今のうちにチェックして、良い個体が見つかったらそれは運命ですのでお持ち帰りください。
良いウォッチライフを!
ではまた。
#ZENMAIのココ東京
コメント