【レビュー】オメガ セラミック シーマスター300m コーアクシャル 212.30.41.20.03.001 サヨナラ!ウェーブダイヤル
OMEGA SEAMASTER DIVER 300M CO-AXIAL 41mm 212.30.41.20.03.001
2011年にモデルチェンジしたシーマスタープロフェッショナル(プロダイバー)300m Ref.212.30.41.20.03.001。
現在も販売されており国内定価は475,200円と、ロレックスのサブマリーナーデイトの約半値ほど。
消して覚えられない長い型番はともかく、コーアクシャルムーブメント化したシーマスター300m。
リリース当時はギリギリ40万円以下の定価設定で、ヘリウムガスエスケープバルブを搭載したプロ仕様とお買い得です。
更にはセラミックベゼルで、スペック的には申し分ありませんね。
作り自体は良くなったはずなんですが・・・なんかパッとしていません。
2011年は時計業界にとって厳しい時代でしたが、爆買いを迎える時期でオメガは中華圏の方々に支持されていましたので、もっと人気があっても良いと思うんです。
・・・わかった!
ブルーのシーマスター300mと言えば007 ジェームズ・ボンドでしょう。
多くのコラボレーション限定モデルがありますが、劇中で使用したモデルもすべて人気があります。
ですがこの212.30.41.20.03.001(ブラックの212.30.41.20.01.003も)は劇中でボンドが使ってないのです(泣)
悲運・・・
更にシーマスター300mの顔です・・・見て下さい!波模様が無くなってしまったのです。
コレはいけない。
オメガは高級感が欲しかったのでしょう。
プレーンダイヤルの方がたしかに高そうに見えます。
でもね、それだからと言ってアイデンティティを奪ってしまっては・・・
【2018年新作】オメガ 210.32.42.20.06.001 / 210.30.42.20.03.001 シーマスター300m 25周年 帰ってきたウェーブダイヤル
2018年の新作シーマスター300mにはウェーブダイヤルが復活しています。
やはりコレじゃなきゃね!
まぁ人気が無かったとは言え最新技術満載です。
スペック的にはロレックスのサブマリーナーと大きな差は無いでしょう。
高級感やらデザインやら1つ1つ比べるとどうしてもアレなんですが、着けていて不満は無いと思います。
よっぽどロレックスが欲しかったのに仕方なくオメガを買った!なんて人じゃなきゃね。
そう言うのは買った人も買われた時計も可哀そう・・・今どき居ませんかね。
サイドビュー。キレイにつながっていますね。
叩き式の調整ピンから、ネジ留め式になったブレスレット。
こちらも高級感が出ております。
バックルは見慣れたダブルプッシュ式脱着。
コレ便利ですね。
武骨ですが機能的です。
頑丈そうでしょ?
面白味は無いけど。
プロフェッショナル仕様なのでダイビングスーツ着用時にもフィットするようにエクステンションが装備されています。
使ったことある方はどれだけいるのだろう?
ネジ留め式ね。
叩きの方が簡単に調整できますけど、ネジ式の方が見栄えが良い。
これまた日常生活では緩める必要のないヘリウムガスエスケープバルブ。
ダイバーズウォッチあるある・・・じゃないですけど、エクステンションパーツと言い使わない機能ですね~。
オーバースペックこそ男のロマン(意味不明)
スーパールミノヴァ夜光がブルーに輝きます。
41mmのケースサイズは大き過ぎず良い感じ。
最近は何でも大きいですからね。
大きいダイバーズはプラネットオーシャン担当なのでしょうね。
プラネットオーシャンの登場もシーマスター300mの人気を奪っているような気もします。
Chrono24を覗いてみましょう。
おおよそ中古品は30万円以下と言ったところ。
サブマリーナーデイトの中古品は90万円以上しますので3倍ですね・・・
いかがでしょうか?
今年の新作の登場できっと廃盤になると思われます。
スッキリしているオメガの高スペックダイバーズウォッチです。
キズの付きにくいセラミックベゼル、コスパの良いコーアクシャルムーブメント。
ケースもブレスレットもキズが目立たないサテン仕上げです。
長く使えるグッドデザインです。
スーツにもギリギリOKでしょう。
まぁ・・・デザイン的には今年のウェーブダイヤルの方が好きです(笑)
安く買えるなら悪い選択では無いと思いますよ!
それではまた。
【レビュー】オメガ 212.30.41.20.01.003 シーマスター300 コーアクシャル 41mm セラミックベゼル
#ZENMAIのココ東京