【レビュー】GMTマスター Ref.16758 18金無垢ジュビリーモデル 時代が追い付いてきた!
Rolex GMT-Master 16758. 18K Yellow Gold Jubilee Band Black Timing Bezel
1980年代の「金無垢」GMTマスター 16758です。
今年流行りの「ジュビリーブレスレット」仕様。
金無垢なのに、2018年の新作GMTマスター2 Ref.126710BLROの新品相場より安いです。
ステンレスとゴールドのマテリアル価値は雲泥の差。
それでも126710BLROの方が人気なんだよね。
16758がお買い得であることは間違いありません。
更にはセミヴィンテージ、いやもうヴィンテージだな。
ヴィンテージ仕様の「フジツボ」インデックスがポイントです。
焼けたゴールドケース、インデックスも針もトリチウムで焼けています。
焼けっぱなしですね(なんだそれ)。
かなり渋めのモデルだと思います。
珍しいモデルで出回りが少ないですが、頑張れば200万円ちょっとで探せます。
珍しいけど高騰はしていない。だって金無垢なんだもん。
求めている方も少ないんですね~。
どうですか?
ジュビリーブレスレットのドレッシーさ。
一昔前なら「オッサンっぽい」と言われていましたが、無くなってくると「あれ?意外に格好良かったんじゃない?」と心改めてくるものです。
にわか(笑)
この頃のジュビリー(オイスターも)ブレスレットはコマに金が詰まっておらず、かなり軽く感じます。
そしてパーツが小さいため手首へのフィット感は良いですね。
気が向けばヴィンテージレザーのストラップなんかに変えて使ってみても渋くて良いと思います。
インスタグラムから画像お借りしてきましたけど、こんな感じですよ。
パリのカッフェが似合いそうでしょ?
あぁ~格好良い。
オイスターケースのスポーツモデルですので、金無垢ですがかなり丈夫です。
シリアルから80年代前半、おおよそ40年近く経っていてもケースのラインもしっかり。
重さは148グラムありますね。
ゴールドレターがよりヴィンテージ感をね醸し出してくれます(金無垢だからね当たり前なんだけどね)。
針はまだまだキレイで現役です。
トリチウム夜光のTマーク。
フジツボインデックス。
夜光はもう光りません。
ゴールド素材使用はカレンダーカラー(下地)もゴールド。
ベゼルのフォントカラーもゴールド。
やや枯れてきて、魅力的な雰囲気が出ております。
現行の116718LNはスリードットのトリプロック(三重密閉構造)ですが、古いGMTマスターはバークラウン。
バックルのホールマークたち。
18Kだよ~。スイスで作ってますよ~。
ブレスレットナンバーはROLEX 8386。
金無垢なのにラグの横穴。
ストラップ交換はしやすいですね。
ラグの裏のホールマークたち。
バックルの王冠マーク。
いつも取れちゃわないか心配になります。
こんな感じでコマの中は空洞です。
「中空」ブレスなんで呼ばれますね。
最近のモデルは中にも詰まっていますので「無垢ブレス」なんて呼ばれます。
金無垢と無垢ブレスで間違われませんように。
スティール素材でも無垢ブレスと呼びます(笑)
いかがでしょうか?
スティールのデイトナよりも、新作のスティールGMTマスターⅡよりも、「安い」金無垢のセミヴィンテージGMTマスター16758。
ブラックとゴールドのみのカラーリングでシックと言えばシックで、地味にゴージャス。
どんどん玉数は減っていきますので、手に入るチャンスは僅かです。
アリ!な選択だと思います。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京