GRANDSEIKO The Hi-Beat 36000 Professional 600m Diver’s Limited Edition SBGH257
2017年、グランドセイコーはセイコーから離れ独立したブランドとなりました。
安いラインを切り離し、高級ラインだけの展開で外貨を稼ぐ商法に舵を切りました。
この500本限定「GS Dブルー」の愛称で親しまれている(?)グランドセイコー初の飽和潜水に対応した本格ダイバーウォッチSBGH257はその代表モデルです。
明らかにロレックスのディープシーDブルーを意識したカラーデザイン。
海外では受けるのかな?
正直ちょっとがっかりしました・・・
今年のセイコーは違う!グランドセイコーは変わるんだ!そんな年になるはずでしょ?
社長も変わった、初代グランドセイコーも復刻させた。
なのに、ロレックスをパクるのか????
でもね、手に取ったら全然違った・・・。
全然ディープシーしていません。
やはりグランドセイコーは独自の道を進みますね。
ブライトチタンケースは47mmもあるのに非常に軽い!驚きます。
174グラムもあるのですが、なぜか軽い・・・不思議だな。
凄い重そうに見えるからギャップで軽く感じてしまうんでしょうか?
欧米の方に向けたサイジング。
日本人にはデカ過ぎます。
でも軽いから着けられます、似合うかは別ですけど(笑)
「輝きながら上昇していくバブル群を表現したドットパターン」
グランドセイコーブルーだそうです。
Gブルー、GSブルー・・・
ワンプッシュダイバーアジャスター方式のバックル。
もちろん100万円の時計でも潜れますので、ダイビングスーツ用にサイズチェンジが容易にできます。
グランドセイコーらしい「獅子」が描かれたケースバックはスクリューロック式。
600m防水ですって、凄いけど不要なスペック。
ケースの厚さは17mm。
4時位置のリューズトップにはGSロゴ。
セイコースタイル。
今どき「ラグ横穴」なんですね・・・
はい、アップで見てみます。
秒針の頭の部分がロリポップ。
ワッフル調なダイヤルデザイン。
私は潜ったことがありませんけど、潜るとこんな風に空気の泡が出るんですかね?
ハイビートムーブメントのキャリバー9S85が搭載されています。
自動巻きです。
GSとGRAND SEIKOの2段表記。
夜光はルミブライト。
細長いケースに入っています。
100万円もするのに、けっこうシンプルな箱だな。
ノーマルモデル(ブラックのSBGH255)は20000円安いですけど、このラバーストラップが付いていません。
やっぱりストラップは嬉しいオマケですよね。
グランドセイコーブルーカラーです。
もちろん歩度証明(グランドセイコー規格検定合格証明書)も付きますね。
Chrono24には6本掲載されていて、値段には幅がありますね(基本的にChrono24は高いけど)。
いかがでしょう?
グランドセイコー初の「飽和潜水」対応ダイバーウォッチは。
セイコーにはセイコーダイバーがあり、今年はプロスペックスからプレミアムウォッチがリリースされましたが、グランドセイコーは人気の自社コンテンツとも被らないように試行錯誤したんでしょうね。
サブマリーナーやシードゥエラーにするか、シーマスターにするか、パネライはダメだろ?みたいな会議があったかも知れません。
取り敢えず海外のウォッチファンを取り込める巨大なデザインで、インパクトがあり、軽くすれば日本人のGSファンも黙るだろう。そんな感じだったかも知れません。
出来上がったこのハイビートプロフェッショナルダイバー600mは今後も評価されるのか見守っていきましょう。
私個人的にはプロスペックスで充分かな?とも感じますし、サブマリーナーに勝てるかな?って聞かれたら「NO!」でしょう。
ディープシーやシードゥエラー43にも勝てません。
オメガのシーマスター300トリロジーの方が欲しいし、100万円出すならそっちを買う。
じゃあ、売れないのか?と、言えば500本しか無いから売れ残ることは無さそうですね。
42mmくらいで同スペックのGSダイバーが出れば間違いなく売れるでしょう。
縦50.8mm×横46.9mm×厚さ17.0mm |
これはちょっとねぇ・・・格好良いんだけどねぇ・・・
では!

#ZENMAIのココ東京
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