【レビュー】オメガ レイルマスター 220.10.38.20.01.002 復刻 1957トリロジー限定モデル 3557本
RAILMASTER OMEGA CO-AXIAL MASTERCHRONOMETER 38mm 1957 Trilogy Limited Edition 220.10.38.20.01.002
オメガの今年2017年の目玉商品「1957トリロジー」シリーズ。
各3557本ずつと言う現在のオメガブームでは「足りなさ過ぎる」限定生産の希少モデルから、最後のレビューとなる「レイルマスター」220.10.38.20.01.002を見ていきたいと思います。
この世界557セット限定のトリロジーパック(文字盤にナンバリング)は一生見ることはないでしょう。
220.10.38.20.01.002
鉄道員の為に生まれたとされる「耐磁機能」を搭載した3針モデル「レイルマスター」。
3モデルの中では1番シンプルで使いやすい反面、地味なので定価が他の2モデルと違いが無いためやや人気がありません(笑)
スピードマスターが80万円のベースであるなら、シーマスター300を70万円、このレイルマスターを60万円くらいにすれば同じくらいの争奪戦になったかも知れません。
因みに国内定価は
1番人気のスピードマスターで770,000円(税抜)、実勢相場が100万円オーバー
次いでシーマスター300で750,000円(税抜)、実勢相場が90万円
最後がこのレイルマスターで730,000円(税抜)、実勢相場は定価くらい
とは言え、新品でロレックスのエクスプローラーを買うくらいなら今年はこのレイルマスターをオススメしたい!
やはり格好良いし、限定品、今後の高騰も予想されますし、38mmと言うサイズ感がなんとも可愛らしい。
更にはスペックは最新ですし、ドーム状のサファイアクリスタルも抜群の存在感。
ヴィンテージ加工されたインデックスや針もね~悪くないでしょ?
レトロなオメガボックス。
シーホースが眩しい!
1957年当時のΩロゴ
ボックスも付属品も充実しています。
コーアクシャル エスケープメント搭載の自動巻きムーブメントCal.8806は超高耐磁性能を誇ります。
パワーリザーブは55時間ですので、まずまず。
雰囲気あるでしょう?
超格好良い。
オメガファンには嬉しい限定の証明書。
ケースと同じ数字が印字されています。
レイルマスター マスター クロノメーター 60周年リミテッド エディション
1957年に発表されたレイルマスターは磁場の近くで働く人たちのためにデザインされました。新しいモデルはオリジナルの控えめなスタイルはそのままに、15,000ガウスという最高レベルの耐磁性能を備えたマスター クロノメーター 8806 ムーブメントを搭載しました。<OMEGA HPより>
コンモリしたサファイアクリスタルの中央には、プラ風防と同じようにΩマークが刻印されています。
そして、このイカツいバックル(笑)
ダブルプッシュ式
武骨なパーツ。
時計のケースより強靭なんじゃなかろうか?
この「PUSH」を押しながらスライドさせると自力で微調整ができる便利なバックル。
ただただゴツいだけじゃないんです。
クラシカルなΩマークのリューズ。
こんな付属品も嬉しいですよね~。
自分でストラップ交換できるように、仕様書もありますし、バネ棒外しも付いています。
コレだけでオークションとかで売れそう(笑)
NATOストラップ、カーフストラップ、良いですねぇ~。
こちらはオリジナルのレイルマスター CK2914。
1958年製だそうです。キャリバー284は手巻きムーブメント。
お値段なんとっ180万円!
ロレックスのエクスプローラー1016と良い勝負ですね。
いかがでしょう?
復刻されたレイルマスターは。
シーマスターの部類に入るモデルですが、防水は60mですので日常生活と考えた方が良いですね。
せめて100mにすれば良いのに。
で、段々とモノが無くなってくると相場が上がりそうです。
中古品が市場に出回る可能性は低いので、出会ったらチャンスですね。
シンプルで地味だから、誰にも自慢も出来ないし気付かれないかも知れませんが・・・
そう言う時計が好きだって方にはこの機会を失うと次が無いですので強くお勧めしたいです。
きっと満足すると思います。
3本触ってみて、やっぱり私はシーマスター300推しですね。
あとの2モデルは、どちらも素敵で大好物ですが、どれか1本!と聞かれたらシーマスター300を選ぶでしょう。
一般的な人気ナンバー1はスピードマスターなので、人それぞれ!ってことです。
ではまた。
【レビュー】オメガ 伝説のファーストモデル復刻 スピードマスター 1957 トリロジー 311.10.39.30.01.001
#ZENMAIのココ東京