
【レビュー】ロレックス 116622 ヨットマスター ロレジウム プラチナ文字盤 とイエローロレゾール 16623 生産終了モデル
Rolex Yacht-Master Rolesium 116622 Steel × Platinum
昨年の2016年に、長年親しまれたプラチナダイヤルのヨットマスターロレジウムが生産終了になりました。
旧モデル16622が誕生したのは1999年。
2012年に現行機の116622にモデルチェンジし、プラチナ文字盤は引き継がれました。
約17年ほど生産されたラグジュアリースポーツの「顔」とも言える「ザラついたシルバーカラー」のプラチナ文字盤の終わりはファンを悲しませましたね。
素直に、格好良いと思えます。
明るいシルバーカラーに「赤」い秒針が映えます。
とは言え、6桁にモデルチェンジしたものの「大きな」変更点が無かったので、実際は飽きられていたのが事実です。
中古相場も上がらず、ヨットマスターロレジウムには新しい顔「ブルーダイヤル」と昨年には「ダークロジウム」も追加され3種類のバリエーションになりました。
ダークロジウムの発表後早々に、色味は全然違うもののシルバーが二種類もあるのに違和感を覚えたファンからプラチナ文字盤廃盤説が浮上します。
そして、その通りプラチナ文字盤がカタログ落ちになりました。
それでもプラチナ文字盤の生産数は少なくありませんし16622の中古も沢山出回っています。
では、5桁16622と6桁116622は何が違うのか?
ブレスレットとバックルは変わりましたね、見た目で気付きます。
ムーブメントは同じCal.3135(3135自体は進化していますけど型は同じ)。
防水性も同じ100m、夜光がクロマライトに変わったかな?
バックルはこの新型の方が何倍も良いですね!
便利だし格好良い。
まぁ大して見た目も変わらないので、ベゼルがキレイなら安い旧型5桁モデルも良い気がします。
プラチナベゼルは仕上げが大変ですから、キズが目立つのは止めましょう。
目の細かいサンドブラスト仕上げのベゼル。
線キズが目立ちます。
こっちはルーレット刻印のある5桁 16622 V番。
フラッシュフィットが長いこと以外116622との違いはわかりません、画像では判別が難しいですね・・・
エンボス加工されたベゼルの数字、高級感と男らしさが混じっています。
16622は保証書付でも70万円以下で買えるのです。
2011年の定価は976,500円でした。
軒並み過去の定価以上になっている5桁スポーツ、ヨットマスターはまだまだお買い得品ですね。
このフラッシュフィットが長いのが、ちょっと古臭いですけどね。
まぁ・・・気にしません。
シリアルコード「LT」なので、V番と年式は合致します。
こちらは116622 ダークロジウム。
比べると、見慣れない分「格好良い」と感じます。
こちらは116622 ブルー。
ダークロジウムが出るまでは人気でしたが、今はかわいそうな存在です。
ダークロジウムは新作で更に素敵な文字盤↑↑↑
プラチナは生産終了で↑↑
ブルーはいつでも買えるから↓
Rolex Yacht-Master Rolesor 16623 Steel × Gold
こちらもひっそりと生産終了していたRef.16623。
イエローロレゾールのヨットマスターです。
現在はエバーローズゴールドとのロレゾールモデルがラインナップされ、イエローは生産終了となってしまいました。
メンズのイエローロレゾールは2004年頃に突然リリースされたのを覚えています。
それまでレディースとボーイズしかなかったロレゾール(コンビネーションモデル)でしたので、メンズ40mmのコンビを見た時は新鮮でしたね。
なぜ、YG/SS 16623の製造を止めちゃったんでしょうか?
最後の5桁スポーツだったのと116621のデビューが決まって用済みになっちゃったのか?。
やっぱり116621を売りたかったんでしょうかね・・・?
両方あっても人気を分けてしまうので、ロレックスとしては作る意味を失ってしまったのかも知れません。
116623は幻の型番になりました、次のチャンスは126623ですね。いつか、いつの日か!
値の上がりにくいコンビですが、生産終了になったことで高年式の中古は90万円台まで値上がりしています。
2年ほど前なら70万円台で買えたような記憶がありますから、大出世。
でも、こんなにベゼルにスリキズが・・・
やはりセラミックベゼルが求められるのがわかりますねぇ。
ヨットマスターの「貴金属」ベゼルはやらかい素材ですので、どうしてもキズとの闘いになります。
そんなこと気にしない人が、着けるモデルなのかも知れません。
では!
#ZENMAIのココ東京