シンプルで好感度の高い、新入社員（新社会人）向け腕時計

もうすぐ春になり、今年も新入社員たちがやってきます。

最近の若い方たちは腕時計を着ける習慣が無いようで、各メーカーもその層へのアプローチは苦戦していますね。

職場には時計があるし、通勤時などはスマートフォンがあります。

私が新社会人になったときにはPHSもガラケーももう普及しはじめていましたし、学生の時にはポケベルなどがありましたから「時刻」を知るだけなら今とさほど違いは無いかと思うのですが、その頃に比べ「ブランド志向」が希薄になっているのは明確ですね。

「高い機械式腕時計」には興味が無い。

もう、そんな寂しい時代です。

若者の自動車離れとか、ブランド離れとかよく聞きますが、腕時計からも離れてしまっているのです。

「高価な良いものが欲しい！」なんて趣向は発展途上の国の方が強くありますので、東南アジアや中国の人々が日本でブランド品を購入していきます。

バブル辺りの日本もそんな感じだったんでしょうね。

とにかくお金がある。なんて言う外国の方々が銀座でお買い物しています。

さて、そんな日本の若者に向けてオススメしたいのは、やはり「機械式の腕時計」。

当然「ビジネスシーン」に使え、上司の覚えも良く、取引先の方にも嫌味にならず

更には彼女にも「格好いい」なんて言われそうなモデルをプライス別にピックアップしてみました。

もちろん、他にも沢山良い時計はあるけれど、とりあえずコレ買っておけばOK的なチョイスです。

もし社会人になるお祝いに時計でも買ってあげようなんて言ってくれる両親や祖父母がいたら参考にしてみてください。

◆10,000円～50,000円

セイコー メカニカル SARB033

国内定価48,600円 (税込)

<おすすめポイント>

37mmのケースサイズがスーツなどにも合う。

日付付きのシンプルな文字盤デザイン。

自動巻き、シースルーバックで裏側から中の機械が覗ける。

100m防水で日常生活や軽いスポーツには充分なスペック。

手巻き機能が付いている。

3連ブレスレットで若者にも合う。

楽天市場やAmazonなんかでは、もっと安く新品が売っています。

グランドセイコーにも似た、クールなイケメンウォッチがなんと3万円台で購入可能！

流石は我らがセイコー！コスパ最強ですね。

因みに、もう少しカジュアルでも大丈夫ならアラビア数字がミリタリー調で格好良いこちらのモデルもオススメです。

セイコー メカニカル セイコー5スポーツ SARG009

うん、格好良いですよね。

このタイプはナノ・ユニバースなどが別注を掛けるようなカジュアルモデルもあり人気です。

◆10万円以下

続いては枠内めいっぱい使ってギリギリ10万円以内。

それでも機械式のクロノグラフ（ストップウォッチ）搭載の新品で、この値段は相当破格です。

ハミルトンだからこそ、なせる業ですね。

ハミルトン H32616153 ジャズマスターオートクロノグラフ

税込 99,900 円（因みに国内定価190,080円ですが楽天市場などでは10万円以内で売っていたりします）

クロノグラフはゴチャゴチャしてて嫌だな！

と言う方には、シンプルなモデルもありますよ。

カーキフィールドの日付つき自動巻きモデル。

型番H70455133は定価76,680円ですが、これも格安で販売されています。

38mmの馴染みの良いケースサイズに、100m防水。

アラビア数字がパイロットウォッチやミリタリーウォッチの雰囲気がありプライベートでも活躍します。

◆15万円以下

オリス ダイバーズ 65 型番733 7720 4057M

もっと流行っても良いなぁと思うモデルからチョイスしました。

中堅ブランド「ORIS（オリス）」からヘリテージ（遺産）デザインのダイバー65です。

回転ベゼルはランチタイムが12-13時でない方などに「あれ？今何分経ったっけ？」と言う悩みから解放してくれる便利な機能です。

本来ダイビングで酸素ボンベの残量（残り何分）を視認させる役割なのですが、日常生活では使いません。

しかし経過時間を計測することは、けっこうあると思うのでクロノグラフと共に使わない機能ではなのです。

このモデルは国内定価237,600円ですが、やはり15万円以内で販売されていますのでオススメできます。

こんな文字盤のデザインもあります。

こちらの方が先にリリースされ、人気を博しました（一部の時計マニアに）

◆20万円以下

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5 デイデイト WAR201A.BA0723

ようやく海外ブランドでは聞いた名前が出てきたのではないでしょうか？

タグホイヤーはモータースポーツとのコラボレーションが有名で、老舗のウォッチメーカーです。

有名モデルも多く輩出していますし、現在はLVMHグループの傘下に入っているためメンテナンスなども容易ですね。

（正規でないと割高になりますけど、大体のモデルは街の時計修理屋さん安く直してもらえます）

定価297,000円ですが流通価格は20万円以下で、シースルーバックの自動巻きモデル。

41mmと少し大振りですがシンプルなデザインなので、そこまで目立つわけではありません。

スーツにも商談にも邪魔はしませんね。

便利な曜日と日付表示が付く「デイデイト」機能、100m防水と日常には充分なスペックです。

価格帯は同じですが、もっとスポーティなモデルが欲しいという方にはこちらも。

タグホイヤーが誇るダイバーズウォッチ、アクアレーサー 500m キャリバー5 型番WAK2110.BA0830。

こちらは500mも潜れる本格的なダイビングツールです。

回転ベゼルはセラミック製でキズが付きにくく、いつまでもキレイなまま。

41mmと大きすぎないスポーツモデルで、プライベートに山に海にガンガン使えるタフなモデルです。

しかし、シンプルなモデルですのでおおよその会社では着けてもOKなデザインかと思われますが、

上司にロレックスのサブマリーナーを着けている人が社内にいれば、まず大丈夫でしょう。

オメガ シーマスター アクアテラ 型番231.10.39.60.06.001

こちらはクォーツ（機械式でない）なのですが、シンプルでビジネスマンに1番人気と言っても過言ではないのでご紹介。

クォーツの良いところは価格面以外にも、時刻表示の精度の高さ、置いておいても電池が切れるまで正確に動いてくれること、オアーバーホールが不要なわけではありませんが基本的に電池交換で長く使えることですね。

定価291,600円ですが、流通価格は20万円くらいです。

因みに似たデザインで自動巻きになると倍近い価格になります。

最後に

今回は新品で購入可能な20万円までのモデルを選んでみました。

新社会人ですので、あまりに高級な時計もね。

また派手なモデルも避けました。職場によっては問題ないかも知れませんけど、一般的な使いやすいモデルを選んだつもりです。

機械式の入門腕時計を着けることで、いつか歳を取ったらもっと良い時計を着けたいな！なんて気持ちになるかも知れません。

若者の腕時計離れを少しでも食い止められたらなぁ～なんて思います(笑)

以上。

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