今売れている時計、これから売れる時計 5選(2017.03)
5 watches that are selling now and will sell in the future
2017.03.04
今回は私が最近これ売れているなぁ~なんて感じる5本と、今年はこれが売れるんじゃない?と言う予言めいた内容でお送ります。
完全にわたくしの主観的な意見ですので、参考にもならないかも知れません。
今回は、圧倒的に人気がある、話題になっている、お店に並べばすぐに売れるモデルを選びました。
なんでこんな値段なのにすぐに売れてしまうのか?日本にはまだまだお金持ちが多いんですね~。
インスタグラムなどを見ていても本当に良い時計をお持ちです。
人気があるけど玉数が少なすぎるパテックフィリップのノーチラス5711/1Aや、
オーデマピゲのロイヤルオーク エクストラシン15202STなどは今回は外しています。
薄くて初代ロイヤルオークのオマージュ、エクストラシン。
とても美しいSSスポーツウオッチですね。
~今売れている時計~
ROLEX デイトナ 116500LN
3月と言えば「バーゼルワールド」と思い浮かぶのは、大概な時計フリークですね。
今年も3月末(3月23日~30日)は各ブランドの新商品が発表され大いに盛り上がります。
私も去年から予想を立てて「こんなモデルが出たら良いなぁ」なんて妄想して楽しんでいます。
そのバーゼルワールドで発表され、昨年一世風靡した新型のコスモグラフ・デイトナ 116500LN。
とんでもないモンスターウォッチが誕生しました。
わたしの時計好きも今年で19年目になりますが、今まで1度もデイトナを格好良いと思ったことがありませんでした。
クロノグラフは好きなんですが、どうもデイトナは好きになれなっかたんです。
が、・・・がです。このセラクロムベゼルを纏ったデイトナの格好良いことこの上ない。
何なんでしょうね。誰もが予想し、また予想通りに発表されたにも関わらず初見は絶対に度肝を抜かれるくらい格好良いです(笑)
白文字盤の方が人気があるという、逆転現象になっていますが白の方が「目立つ」「インパクトがある」
黒の方は「高級感」があるのが特徴です。
セラクロムベゼルの光沢と黒文字盤の光沢は別物で実際に手に取るとややマットな感じのベゼルが格好良いのです。
また白文字盤はポーセリンのようで116520の白文字盤と色味が異なります。
ややクリームがかった色味が4桁手巻きデイトナをオマージュしているのですね。
トランプ相場で、まったく値下がりを見せない新型デイトナですが黒文字盤の出回りが少し多くなってきたように感じます。
為替ももちろんですが、2017年の新作スポーツモデルが人気になれば多少の値下がりに期待できます。
ROLEX ディープシー Dブルー 116660
またロレックスです(笑)
基本ロレックスですね。
他のブランドも格好良いモデルが多いのですが「売れる」と言えばロレックスですね。
流通量だけで言えばロレックスならデイトジャスト、オメガのアクアテラ、セイコー、シチズンなんですが
わたし視点での売れている時計ですのであしからず。
で、Dブルーです。
波がありますが、それでも定価オーバーで飛ぶように売れているように感じます。
またデカ過ぎて手放す人が多いのも、このモデルの特徴ですね。
「格好良いから欲しい、奇跡的に遭遇して購入!でもデカすぎて着けられない・・・高いうちに手放そう。」
こんな流れです。
また「廃盤だ」詐欺に引っかかるモデルです(笑)
リタイアだ、生産終了だ、ディスコンだなどと毎月の様に騒がれていますね。
本当のことはロレックスにしかわからないことです。
私の中では買うならDEEPSEAの文字が薄いグリーン「ライム」を選んだ方が良さそうだな~と言うことくらい。
いづれ生産終了の日は来ますからね。
出回りが他のモデルより少ないのも事実でしょう。
通常のグリーン「ゲッコー」(トカゲ)
少し薄いグリーン「ライム」
わたしのフェイスブックでジャックロードさんがDブルーはロゴのカラー以外に「グラデーション」に注目です!と教えてくれました。
これは機会があれば比べてみたいと思います!
ありがとうございました。
ROLEX ヨットマスター・ダークロジウム 116622
三度、ロレックス(笑)
すみません。その他ブランドのファンの皆様。
えぇ~ダークロジウム文字盤のヨットマスターは新型デイトナ同様、昨年のバーゼルワールドで発表になりました。
一緒にエヴァーローズゴールドとのロレゾールモデル・チョコレートダイヤルの116621も発表になり、こちらも余裕ある大人なオジ様に愛されるモデルとなりましたね。
ダークロジウム文字盤自体はヨットマスターに載る前にオイスターパーペチュアル39に採用され人気モデルとなりました。
ヨットマスターロレジウムと言えばこの「プラチナ」文字盤でしたが・・・残念ながら惜しまれつつ昨年生産終了になりました。
因みによく間違える方が多いのですが「ロレジウム文字盤」ではありません。これはプラチナ文字盤です。
ロレジウムはロレゾール同様「造語」でプラチナとスティールを共に使うモデルを指します。
ダークロジウムがヨットマスターに搭載されたことで、発表後すぐに「プラチナ文字盤」生産終了説を価格コムのクチコミで予想されていた方がいましたが的中でしたね。
恐れ入ります。
私の中では絶対になくならない文字盤かと思い込んでいたので衝撃的でした。
しかし、この深いグレーにティファニーブルーが何とも格好良い・・・。
人気が出るのもわかります。
出回りも少なく、本当に良いですよねぇ。国内では宝石広場がいち早く並行輸入していましたが
初回で100万円以下だったような記憶です・・・が、今では定価でも買えない枯渇ぶりですね。
不人気モデルに一石を投じました。
ヨットマスターは16622から116622にモデルチェンジした際も正直何が変わったのかもわからない変化で人気は停滞していたと思います。
ブルーダイヤルを投入しましたが、そこまで盛り上がらずロレックスの首脳陣も慌てたのでしょうか?
それともプラチナ文字盤をやめたい理由があったのでしょうか?
私はこのプラチナ文字盤(もしくはこのカラー)が別の何かに使われると予想しています。
TAG HEUER ホイヤー01 カレラ クロノグラフ キャリバー01 CAR2A1W.BA0703
ようやくロレックス以外です。
意外だったでしょうか?タグホイヤーですね。
45mmもあるカレラ ホイヤー01ですが、スケルトン文字盤が何とも格好良いのです。
キャリバー1887(セイコー)をベースに誕生したコラムホイール方式の自動巻きクロノグラフ・ホイヤー01。
2015年の新作にして、すでにホイヤーの顔になったカレラ ホイヤー01(キャリバー01)
Jリーグ・ベストイレブン2016の副賞でも大盤振る舞い。
とにかくタグホイヤーが1番推しているモデルなんです。
さらに定価が50万円台と良心的であり、タグホイヤーからしてみても売り上げが鈍くなったカレラクロノグラフを一新させること成功したナイスな展開です。
カレラ・クロノグラフと言えばブラットピットが宣伝に起用されて大ブレークしたコレですね。
進化したこちらは、あんまり好きではありませんが進化の過程です。
ホイヤー01は今後ももっと展開が増えていくでしょう。
45mmと大きすぎるのが難点ですが、しばらくは格好良いので売れ続けると思います。
値上げしないでもらいたいですね。
ROLEX GMTマスターⅡ 116710BLNR
そしてまたロレックスです。
今年のバーゼルワールドで赤黒ベゼルが出るのでは?と噂されていますが新色のベゼルカラーが出るまでは無双を誇る青黒ベゼル。
今までのGMTマスターⅡのイメージを大きく変えたモデルです。
シンプルに黒と青と言う今までのコンセプトを覆すカラーリング(昼夜を分けるイメージがあったとすれば青も黒も夜っぽい)。
ここ数年のトレンドカラーがブルーをうまく取り入れたセラクロムベゼル。
さすがですね。
伊勢丹、大丸、三越など百貨店巡りをしていると、たまに、ごくたま~にグリーンサブなどとともに見かけますね。
定価以上で販売されるプレミアムモデルだけに、買いたい方にはうれしい出会いでしょう。
私は買えませんので「あ、あるな」くらいです(笑)
さすがにスポーツモデルがすべて並ぶなんて奇跡は起こらないですね。
5選中4モデルがロレックス・・・つまらないですね。でも実際にロレックスが本当に強い。
オメガのシーマスター300や、カルティエのドライブなども少し売れていそうですが街で見かけることありますか?
次は「これから売れる」「今年流行る」時計を選ぶのですが、正直ロレックスの新作が出てしまえば霞んでしまうかも知れません・・・
なので、わたしの期待を込めてほぼ好みですけどね。
~これから売れる時計~
ピアジェ POLO S
次はこれからブレークすると思われるモデルのご紹介。
価格帯に幅を持たせてみましたので、高い順に見ていきます。まず1本目。
高級宝飾時計メーカーのPIAGETからラグジュアリースポーツモデル「POLO S」が誕生したのは去年。
定価 1,377,000円と、また微妙な価格設定のモデルですが、コンセプト的にはノーチラス、アクアノート、ロイヤルオークを目指したのだと思います。
比べてしまうとやや大きく(42mm)、やや重く(130グラム)、やや厚い(9.4mm)。
ですが、単純に格好良く、そして並行品が安い!
新品で70万円台、中古の美品も60万円台で購入可能です。
サブマリーナーノーデイト114060とプライスゾーンは変わりません。
オメガ グローブマスター
国内定価799,200円 グローブマスター130.30.39.21.03.001。
並行品の新品で50万円台前半です。
これもシンプルで耐久性の高いラグジュアリースポーツモデルです。
今までのコンステレーションもダブルイーグルなどマッチョなスポーツモデルがありましたがいまいち人気はありませんでした。
今回のコンステレーション・グローブマスターはベゼルに超硬金属タングステンを使用しキズに強く
ムーブメントはコーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー8900を搭載しています。
ジェンタがデザインした60年代のコンステレーションCを模したグローブマスター。
アベマリオも着けていましたね。
デザインも良い、スペックも良い、そして安い!
間違いないですね。
ブルガリ オクト ソロテンポ
続いてはブルガリです。
国内定価は874,800円 BGO38C3SSD。
並行新品の相場は60万円くらいですね。
2014年に38mmケースが、2015年にはブルーが誕生した元ジェンタのフラッグシップモデル「オクト」をブルガリ風にアレンジしたモデルです。
薄く格好良いモデルですが、ブルガリ自体がいまいち人気無いのが残念です。
多面カットしたケースの形状から、ブルガリでのポリッシュ作業費がすごく怖い。
格好良さの反面、維持費が高いのがネックです。
因みにレザーストラップの中古なら40万円以下で購入可能です。
ビジネスシーンにも使えるナイスなデザインです。
オリス ダイバーズ 65
だいぶ価格帯が下がります。
以前よりダイバーズ65シリーズは、じんわり人気のあるモデルでしたがオリスと言うメーカーがいまいちでした。
しかし、このドットインデックスバージョンがリリースされ一般の方にも訴求できると感じました。
この733 7720 4055Mは定価237,600円で、物凄い安いですが
楽天市場などではさらに安く10万円台半ばで新品が売られてます!
防水性あり、ビンテージ風を楽しめ、自動巻きでデイト表示つき。
ナイスです。オススメです。
でもオリスなんだよなぁ(笑)
先に人気が出たのは、こちらのダイヤルタイプ。一部の時計マニアにヒットしました。
ダイバー65と言われるだけあって60年代のダイバーウォッチをオマージュしています。
わたしはドットの方が好きですかね。シンプル。
防水性も当時を見習って100mですが、日常生活には必要充分なので問題ありません。
さすがにオリスをファーストウォッチに選ぶ方は少ないでしょうけど、
オススメしたい1本ですし、必ず流行ると思います。
SEIKO 海外モデル プロスペックス ダイバー SRPB09
ちょっと方向性を変えてみましたが、流行る・売れるだろうという点で
一般的ではないかもしれませんがこのモデルは「ある」と思います。
2月末にリリースされたばかりですが、今年セイコーマニアで争奪戦が起こるだろう6000本限定モデルです。
6000本は正直「限定」と言うには多い気がしますが、売れてしまえばもう生産されませんので5年後10年後の稀少性はあります。
定価は北米で550ドル。Amazon.comでは410ドル強で販売されています。
このモデルの何が人気なのか?と言う点ですが、「サムライ」とニックネームがつくラグの形状が独特なケースにあります。
43.8mmと少しばかり大きいサイズに、特別色のブルーラグーンカラー。
トレンドカラーでもあり、復刻のデザインでもあります。
同時期にタートルと呼ばれるCシェイプしたケースのSRPB11も6000本でリリースされています。
こちらは昨年復刻されバリエーションも多いので、そこまで盛り上がっていません。
こちらの方が格好良いですけどね。
この2モデルは海外から自力で個人輸入するか、少し高いけど誰かが輸入したものを買うかでしか手に入りません。
日本のセイコーは取扱いがない海外向けのモデルだからですね。
限定ものなのでヨドバシのような大手量販店にも入るかどうか・・・
サイズがサイズだけに実物見てからわたしは買いたいと思うのですが、どうなることやら。
まとめ
以上。
わたしの個人的な「今売れている時計、これから売れる時計5選」でした!
次回は、新入社員向けの時計を選んでみようかな?
ではまた。
#ZENMAIのココ東京