ロレックスは若いうちに買っておいた方が、後々「得」をするという話(2016年11月)
なぁ、ロレックスは若いうちに買っておけ!~ボーナスでロレックス投資~
オジサンになってから、つくづく思う。
家も時計も若いうちに買っておけば良かったと
。どうしてか?なぜなら・・・お金に余裕があったし、昔よりも相場が上がってしまっているからだよ。
買うタイミングを逃して、後から手に入れるのに高いお金を出さなきゃいけないなんて残念だ。
買ったものが値上がったら売ってしまうのも投資としてはアリでしょう。
今回は買えるなら、ちょっと無理してでもロレックス買っておけ!です。
なぁ、ロレックスは若いうちに買っておけ!
「若い時の苦労は買ってでもせよ」なんて諺があります。
自分への投資の話なんでしょうね。
ちょっと無理してでも学ぶことが多いし体力もあるし、出る杭じゃなければ打たれないでしょう。
その経験は、後に役立つはずです。
で・・・今回は、「ロレックスは若いときに買っておけ」です。
Ref.6239(1998年の雑誌)
極端な話ですが、私が社会人になった1998年
もしこの雑誌のロレックス デイトナ 6239 ポールニューマンダイヤル 日本ロレックスOH済みを買っていたとします。
お値段198万円。
その時は「時計」について何も知らないですから買うわけないんですが・・・「もしも」ですよ「if」ね。
Antiquorum Press Release
先日の7月12日の落札結果・・・なんと834,000香港ドル。
1香港ドルが13.ちょいちょい円だとして約1,100万円ですよ!200万円が1,100万円になったんです。当時、私は実家暮らしで残業の毎日。
給料を使う暇も無く、年末にはそこそこ貯まっていましたので、
初冬ボーナスで初ロレックス エアキング 14000を買うことになります。23歳のペーペーがロレックスなんて、それだけでも充分凄いと自画自賛ですが・・・
「もし」お金の使い方を、「デイトナ」にしていたら・・・とんでもない価格になっていたのかも知れません。そんな話です。
「黒」なんです、使っているのに。
知っていれば・・・買うチャンスはあったんです。
それと買う勇気ですね・・・
パネライ・ロレックス・カルフォルニア(1998年の雑誌から)
1998年の私にはわかりませんでしたし、販売してた時計屋さんでもわからなかったでしょう。ですが、時計屋さんだったら1100万円になるなんて想像できなくとも「値段が上がりそうだな」と言う曖昧な「予感」めいた感覚はあったかも知れません。なので90年代には営業していたアンティーク時計ショップのほとんどが手巻きのデイトナを保管しており「参考商品」的な扱いでホームページなどに載っています。もし私が学生時代から時計が好きで、買えなくとも入り浸っていたら「情報」を得れたかも知れませんね。
「おい坊主、コレ買っておけよ!将来 一財産になるぜ、きっと」なんてね。
PANERAI Ref. 3646 An extremely rare and interesting stainless steel cushion shaped diver’s wristwatch with California dial
型番は3646 カルフォルニアダイヤルやユニークダイヤルと呼ばれるタイプの手巻きダイバーウォッチですね。1998年には135万円で販売されていましたが、先日の5月15日に開催されたフィリップス・オークションでは106,250スイスフラン(約1,100万円)で落札されています。雑誌でもアンティーク時計の専門店が「非常に珍しい」と言っていました。
パネライはまだ流行っていない頃なので、こんな汚い時計を買うのは相当な勇気が必要でしょう。
きっと買った人は今頃ほくそ笑んでいるでしょうか?このパネライも「ロレックス」が関わっているからのプレミアム化でしょう。
結局パテックフィリップか、ロレックスなんですね。
今から買うロレックス
Daytona Cosmograph Zenith ‘Patrizzi’ watch FULL SET(¥2,655,800)
それでは、若い皆さんがロレックスのどのモデルを買った方が良いのでしょうか?
今回は予算をあまり設定しません。
1998年の雑誌からの記事を見て頂ければわかるように、高い時計の方が値上がり率も良いと言うわけでもないのです。
①ボロいビンテージではなく「使っても大丈夫」なモデル
②保証書が絶対に必要、後は箱や付属品もあった方が良い
こんな条件で見ていきましょう。
まず最初の1本。
すでに相場が200万円を超えてしまっていますが、旧デイトナ 16520のブラウンアイ「パトリッツィ」ダイヤルの個体を探しましょう。
ローンしてでも買うべき個体だと言っておきます。
※賛否両論あるでしょうが、若い子が一括で買えるわけないので・・・
ロレックス コスモグラフ デイトナ W番 16520 ブラウンアイ 1,969,000円 (税込)
外箱(ダメージ有)/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 1995年12月)
パトリッツィとは、1993~1995年の僅かの間に製造されたデイトナ 16520の中でも更に一部の文字盤にだけ起こるインダイヤルの「ブラウン」カラー化を指します。
パトリッツィは人名で世界一の時計研究家「Osvaldo Patrizzi」氏から取られています。
アンティコルムの創業者と言えば、凄さがおわかりになるでしょうか?
S番とW番のデイトナ ブラックダイヤルでインダイヤルが茶色になってしまう個体は今後も値段が上がることでしょう。
楽天市場にはRASINから200万円を切った商品が出ています。
ショッピングローンも24回まで金利無し(ただでお金を借りれる)な様なのでチャンスかも知れません。
200万円で買ったデイトナが、20年後1000万円になるのかも知れません。
もちろん・・・ならないかも知れませんが200万円以下には落ちないので大丈夫。
1年や半年の相場上下で見ないでください。
10年後、20年後どうなっているか?なんです。
30万円で赤サブ買った人、20万円で1016を買った人、70万円で手巻きのデイトナを買った人がいるんです。
買った時の価格と10年20年経った今の価値を、疑心暗鬼な方々に伝えたい(笑)
ロレックス オイスターパーペチュアル シードゥエラーディープシーDブルー 116660 【新品】1,353,000円 (税込)
中古なんて嫌だ!
1993年なんて古すぎだろ!と、言われる方へ。
2本目はまだ新品で買えるモデルです。
キャメロンこと、シードゥエラー ディープシー Dブルー・ダイヤル 116660です。
1,274,400円が定価なので、現在新品はプレミアム価格になっていますね。
定価で買えるのであれば、そちらでゲットしましょう。
で、何故このモデルなのだろうか?
パトリッツィほどの信頼性には及びませんが、予想として近い将来生産終了になると思われるディープシー。
ハイスペックを誇示する期間は終え、その大きすぎるケースサイズから早々にリタイヤすると言われております。
もしも、もしもですよ、万が一 生産終了になれば、ノーマルからのダイヤル交換をしないDブルーモデルは希少性が更に上がります。
2014年からの僅かな期間のみのモデルとして伝説化すること間違いありません。
いかがでしょうか?
これよりご紹介するモデル達は更に「もしも」的な要素が段々と濃くなりますので、あしからず。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116500LN 【新品】1,988,000円 (税込)
3本目です。
再三ウォッチモンスターで書いていますが、この116500LNは誕生したてですが寿命は短いと踏んでいます。
私が予想するのは新型のクロノグラフ・ムーブメントの完成です。
現在のクロノグラフムーブメントは2000年に発表されたRef.116520から続くキャリバー4130が使用されています。
今年で16年と、そこそこ長い期間 同一ムーブメントが採用されているため、そろそろ新しいムーブメントが出来上がるのではないかと予想されます。
キャリバー4130も1999年には「ロレックスが新ムーブメントを開発か?」と雑誌にスクープされていました。
特許などの関係から製品になる前に申請されるため新ムーブメント開発の噂は出てきます。
現在まだその情報は確認されておりませんので来年に無くなることはないでしょう。
少なくとも数年は製造されますが「もしも」万が一 新ムーブメント誕生と共に次世代デイトナへ移行したら大変。
たった数年しか製造されなかったデイトナとしてプレミアムは必至です。
とは、言え・・・
数年後に新ムーブメントが完成しても、機能に違いがあれば2機種販売する可能性も0ではありません。
オイオイ、それじゃ価値が上がらないじゃないか?
そうなりますよね。えぇ、正しい。
それならば、116500LNを買うならマークⅠダイヤルの「白」にしましょう。
初期の「白文字盤」のカラーチェンジに期待して、白に投資するのです。
アイボリーなりクリームなり文字盤が変色したときのロレックスは強い!
初期以外でも起こり得るカラーチェンジですが、初期の方が何となく起こりそうでしょ???
今回のデイトナは「白」文字盤の方がやや高値で推移でしておりますが人気は「白」の方なんでしょうかね。
これも定価で買えるのが1番ですが・・・
ロレックス – 116520 WH デイトナ ランダム品番 2015年4月保税込 1,420,000 円
中古 – ほぼ新品
4本目。
こちらは今年生産終了になった116520 旧デイトナです。
オススメは2016年印の保証書つき個体で、まだ新品・未使用品が購入可能です。
では、なぜか?
ロレックス特有のプレミアム要素に「最終品番」と言うキーワードがあります。
シリアル番号がG番で終わっているため、その後のランダム品番では年式が判断しづらいため
最近では個体の特徴に合わせ「保証書」が非常に重要になりました。
最終年に作られた個体は非常に重宝されプレミアム価格になるのです。
最後が1番良い理由は・・・何なんでしょうね?
例えば「P番」。
時計好きなら皆知ってる「デイトナ 16520」の最終です。
P3*****番まであるそうです。
次に「R番」「L番」。
わかりますか?
人気モデル「エクスプローラーⅠ 1016」の最終シリアルです。
R-L-E-XとROLEXのようなスペル順でシリアルがスタートしていきますが、R番は最終ではありません。
Lが最終なのにRまでも重宝されるのは何故なんでしょう。
まぁ、とにかく最終年の個体はプレミアムが付きます。
特にデイトナのような人気機種は尚更ですね。
新品は3月に比べ20万円以上も値段が上がってきています。
116520は2016年6月印くらいまでは確認できています。
なるべく新しい印の個体を見つけゲットしましょう!
新品と言って売っていても保証書が無印だったり2015年だったりする場合があります。
ロレックス ミルガウス 116400GV グリーンガラス Zブルー 2015年 610,200円税込
5本目。
いつ無くなるのか、まったくわからないので・・・少し無責任な気もしますが
20年後には絶対に無くなっていると思われる116400GV Zブルーダイヤル。
はい、何故これを選んだかと言いますと「無くなったら価値が出そうなカラフルなモデル」だからです。
普通に格好良いと思うのですが、派手なことがプレミアムの要素を含んでいると睨んでいます。
現在は定価以下で購入可能なノーマルモデルとして販売されていますが、万が一 生産終了になった場合
「ブルー」「グリーン」「オレンジ」が入り乱れ「イナズマ針」を有するこのモデルは20年後きっとレアなモデルになっているでしょう。
とはいえ・・・あと15年も作られてからの20年後ではダメなので、あと数年で生産終了カラーになることを期待しつつですね。
まとめ
ロレックス ROLEX エクスプローラー 214270 566,100円 (税込)
他にも今年新しい文字盤に変更になった214270 エクスプローラーⅠの旧文字盤ブラックアウトなども候補だったのですが・・・
今回ご紹介した5本。
うち3本はデイトナです。
取敢えず最初にデイトナを買っておくと後が楽です。
新入社員でも頑張れば買えます。デイトナの相場上げは銀行より利率良いかもね。
何言ってるの?身分不相応だよ!
そんな声は無視、無視。ただの嫉妬です。
仕事で嫌味言われるなら、プライベートで着ければ良いんです。
むしろ50代になって着けるより、20代で長く着けた方が「得」なんです。
大事に使えば50年以上OKです。
50年もてば、200万円払っても1日100円くらいです。
20年でも280円です。タバコ1箱、スタバのコーヒー1杯より安い。
わたしは18年でマイナス120万円ですよ。
1日300円弱の投資で20年後、1000万円の価値を持つモデルになる可能性もあるのです。
※この5本の中でそこまで行くのはパトリッツィくらいかな?いっても500万円くらいでストップの様な気もしますけど。
羨ましい・・・なんちゃって・・・。
まぁそこまで考えずに、20代前半からロレックスを買って楽しめば大きな損も無いよ~って話でした。
正直、子供が生まれたら時計なんて二の次になるでしょう。
独身時代にどれだけ時計を買って残せるかですよ!
30歳になったらロレックス買おう!課長になれたらロレックスを買おう!
なんて悠長なこと言っていると、買えるチャンス逃すかも知れませんから!
50代になって子供が成人して、ようやくゆとりが出てからなんて、もうスポーツモデル重すぎですから!
あの時幾らだったのにぃぃぃなんて後悔するかも知れないしね、何より誰にも自慢できないしね~(笑)
なぁ、ロレックスは若いうちに買っておけ!
#ZENMAIのココ東京