
Triple Calendar Moonphase トリプルカレンダー・ムーンフェイズ
「トリプルカレンダー・ムーンフェイズ」って響きが好き
フルカレンダー(月・日・曜日)に月齢表示窓のある時計って凄く魅力的な顔をしています。
過去にはロレックスなど様々なウォッチメゾンが製造していたトリプルカレンダー・ムーンフェイズも今ではスポーティなモデルに押され、細々とラインナップされている状況です。
「好きな人が買えば良い」そんな割り切った感情ではないかと思いますが、いかんせん高級ライン故に大量製造大量販売には向いていませんね。
Triple Calendar Moonphase
腕時計の複雑機構のうちの一つ「ムーンフェイズ」と「トリプルカレンダー」。
そのどちらも兼ね揃えたモデルがトリプルカレンダー・ムーンフェイズなのですが、
腕時計の1番目立つ部分である「フェイス」がこの2つの機能で独特なものになります。
いまさら説明の必要はないかと思いますが、「ムーンフェイズ」は月齢表示窓のことです。
月の満ち欠けを表すのですが、29.5日で新月から満月になり また新月へと変わります。
これが1年で12回ちょっとあるんですね。
機械式時計の機能の中でも、調整が非常に難しいとされています。
技術うんぬんよりも、ムーンフェイズが文字盤にあるだけでワクワクしませんか?
ロマンと言うか、芸術性と言うか。
各メゾンそれぞれ表情の違う月で、これを見比べるだけでも楽しいですね。
1・デイト(日) 2・デイ(曜日) 3・マンス(月)の3つのカレンダー機能を併せたものです。ロレックスなどでも通常のデイト表示で有名な「デイトジャスト」、更に高級ラインに「デイデイト」がラインナップされていますね。
この事から見ても「デイト」表示に「デイ」機能を追加することの難しさが伝わるでしょうか?
まぁ・・・デイデイト機能が付いている1万円台のセイコー5などもあるので今の技術ではさほど難しくないのかもしれませんが・・・更にマンス表示を併せ持つことでトリプルカレンダーとなります。
例えば今日なら、8月24日水曜日と表示されるわけですね。ついでなので関係ないのですが、2月や、4.6.9.11月の様に31日がない月の翌月は
自分の手で月が替わるタイミングで早送りをしないといけません。
これが不要なのが「年次カレンダー(アニュアルカレンダー)」です。閏年以外は自動で調整してくれるスーパースペックですね。
小窓表示の月と曜日に、ポインターデイトか別に用意されたデイト表示窓、6時位置に鎮座する様々な顔のムーンフェイズ。
この並びが好きですねぇ・・・。
美しい。
ビンテージにも、現行機にも見える不変の配置が、本当に美しい。
ジャガ-・ルクルトのマスターカレンダーは大人気のモデルです。
お月様の顔が独特なブランパンのヴィルレ。
うねったハンドで日付を確認します。
安価なスイスウォッチ「エポス」から、2本のトリプルカレンダー・ムーンフェイズを。
1本目はクラシカルな表情で高級感もあり、まさか10万円台で買えるとは思えませんね。
2本目は何とも近代的なデザインバランスの「ナイトスカイ」。
星空をイメージした文字盤配列は本当に面白いです。
Triple Calendar Moonphase Chronograph
トリプルカレンダー・ムーンフェイズ・クロノグラフ。ゼニスのCal410を搭載したモデルは本当に格好良いですね。
クロノマスターは名機です。
オメガにも「お安い」トリプルカレンダー・ムーンフェイズ・クロノグラフが、スピードマスターマスター・デイトにラインナップされています。
搭載されているムーブメントはキャリバー7751。
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http://watch-monster.com/articles/kFr2Z
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