ポスト・ヴィンテージ ロレックス10選 買うなら今!

ROLEX
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【ロレックス投資】ポスト・ヴィンテージロレックス10選 5桁品番のスポーツモデルを捕獲せよ!

「アンティーク」と言えば自動巻きムーブメントが一般的に普及する前やデジタル時計が誕生する前の1950年代1960年代より以前のモデルをさしました。

そして、VRと呼ばれるビンテージロレックスは主に4桁品番のモデルをさします。

つまり1980年代のモデルでも「ヴィンテージ」と呼ばれますね。

明確な決まりごとはないので「中古」と「ヴィンテージ」の差は曖昧です。

「ビンテージ=価値ある中古、何年も価値があり続ける時計」と認識して今回は「今後ビンテージになり得る」モデルをピックアップしていきます。

価値が上がればこれもロレックス投資となるのかな?

Wine Tasting, Vineyards, in France: Simon Bize (Burgundy)
そもそも「vintage」はワインに使われる言葉でした。
派生し古い時代の良き品の意味が一般的に使われています。
ヴァイオリンやクルマ、時計などですね。古き良きデザインと言う意味では「現行品」と見た目が違う4桁スポーツロレックスは、それに当てはまります。
枯れた文字盤、フチのない夜光インデックス、ドーム状のプラスチック風防など一見して「古い」とわかる表情と、後継機が今でも人気モデルで生産が続けられていると言うヒストリーは「VR」の価値を高め続けていますね。今回は、そんなVRに続けと「今後、プレミアムな価値を得られるんじゃないの?」と思う1990年以降のモデルにスポットを当ててみたいと思います。

Post Vintage Rolex No.1 Ref.16520

ROLEX 16520 “Patrizzi Dial”color change

1本目
限りなくVRに近いモデルRef.16520。そもそも人気の高いコスモグラフ・デイトナ。
その歴代のモデルの中でも人気な4桁デイトナは第3世代Ref.6263とRef.6265。
プラスチック風防、37mmケース、スクリューロック式のプッシャー、今にないプラベゼルに手巻き式ムーブメント。
耐久性とデザインが1番良いモデルで、ビンテージロレックス界の頂点とも言えます。

その後継機 第4世代のデイトナ Ref.16520をピックアップしましょう。

以前「デイトナ投資」にて値段(相場)上昇を記事にしていましたが、すでに「ポスト・ヴィンテージ」となりつつあるモデルです。
マニア好みなバリエーション違いが存在し、ゼニスムーブメントと言うヒストリーは充分に価値を上げ続けることでしょう。
耐久性も高くなっているため、長い時間愛されるモデルになりそうです。
現行モデルほどゴージャスさがないのも無骨で良いですね。

公式にロレックスがメンテナンス受付を終了したら「ヴィンテージ」に仲間入り、相場も倍になっているかな?
今のうちに「保証書」がついている良品を探しましょう!
ダイヤル交換・針交換されていない個体に、ノンポリッシュでベゼルにうちキズのない個体に出会えたらラッキーです。「段落ち」「パトリッツィ」「逆さ6」「P番」など予算に合わせてお買い求めください。
伸びるのは「パトリッツィ」かと思います。

Post Vintage Rolex No.2 Ref.16700

ROLEX GMT MASTER Ref.16700 PEPSI

2本目
最後の「GMTマスター」になったRef.16700をご紹介。GMTマスターの人気は天井知らずですが、とくに「ペプシカラー」の青/赤2トーンベゼルに人気が集中しているようです。
このRef.16700は1999年に生産終了になりGMTシリーズがGMTマスターⅡのラインだけになります。ZENMAI的には第3タイムゾーンは不要ですのでクイックデイトチェンジができるGMTマスターⅠの方が好きでした。
以前は不人気モデルでしたね。
派手な2トーンが日本人は苦手だったからです。
わざわざ日本ロレックスで黒1トーンのベゼルに交換する方々も少なからずいました。
工賃込みで10000円ほどでベゼル交換が可能、さらにベゼルディスクも返却してくれたと記憶しています。
今でもやってくれるのかな?16700は1999年に生産終了するまでラグ横の穴が無くなりません。
このあたりもレトロ感と言いますか、ポスト・ヴィンテージとして括られるに値するのではないでしょうか。この16700は「これ!」というレアバリエーションがありませんので、保証書つきの状態の良いモデルを探しましょう。
60万円程度から中古はありますが、廃盤になって17年。状態も様々です。しっかり確認してください。

Post Vintage Rolex No.3 Ref.16610LV

ROLEX SUBMARINER 16610LV

3本目
生産年数の短いRef.16610LVはどうでしょう?もともと人気のある16610サブマリーナーが異彩を放つグリーンカラーのベゼルを装着したから もう大変。
たった7年の生産期間にマイナーチェンジが重なり豊かなバリエーションが魅力です。
2010年まで作られていますので、ヴィンテージ感が全然ありませんが生産期間の短さなどを考慮し今のうちに手に入れておくのも良いかと思います。付属品ありの「ライムベゼル」や「ファット4」あたりを買っておくことをオススメいたします。
できれば国内正規品より、海外ギャランティ。
できればY番。
できればライムベゼル+ファット4+ビッグスイス。
できればノンポリッシュ。

Post Vintage Rolex No.4 Ref.16760 FAT LADY

Rolex GMT 16760 aka Fat Lady aka Sophia Loren

4本目
ファットレディー・ソフィアローレンことGMTマスターⅡのファーストモデルRef.16760のご紹介。1983年から1988年までの短い生産期間に、GMT人気が重なり
めったに見なくなったモデルではありますがマニアック度とともに注目が集まっています。
後継機16710に比べ厚みのあるファットケースが特徴ですね。また、GMTマスターⅠと区別するための初代「赤/黒」2トーンベゼルのみしかありません。
※交換して違う色のベゼルが付いてたりしますが・・・GMTマスター自体の人気がなかった日本の地に、いったいどれだけRef.16760が状態良く残っているかはわかりませんが
是非 今のうちに手に入れておきたいモデルの1つではないでしょうか?

Post Vintage Rolex No.5 Ref.14270 BLACK-OUT

Ref.14270BlackOut

BLACKOUT Explorer 1

5本目
大人気を博した伝説のモデルRef.14270、その中でも初期に流通した通称「ブラックアウト」をチョイスしてみます。ノーマルのRef.14270は世界的にも食傷気味かと思いますが、とても良いモデルです。
ちょっと食べすぎちゃっただけですので、数年後・数十年後にはきっと「やっぱり、美味しいな」となるのです。安いうちに買っておけ!が「合言葉」ですが、ポスト・ヴィンテージになりうるのは「ブラックアウト」ではなかろうか?と。
ブラックアウトはEシリアル・X・Nくらいまでの時期の一部に存在します。
本来「夜光」が塗られるはずの「3.6.9」の数字に塗られていない、または黒く塗りつぶされているレア・バリエーションです。この時期はシングルバックルになっていてレトロ感を味わえます。
付属品ありの出物は100万円を下回らないでしょうが、長い目で見ればアリなポスト・ヴィンテージモデルだと言えるでしょう。

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Post Vintage Rolex No.6 Ref.16710 STICK

ロレックス GMTマスターII 16710 赤黒 スティック D番

6本目
またまたGMTマスターからGMTマスターⅡ Ref.16710の通称「スティック」です。11月11日は「ポッキーの日」と同じ「1が棒」に見える。「♊️2」が「II」になっている。
そんな表記の文字盤です。
何故かDシリアルとZ・Mシリアルにパラパラと存在しています。狙い目は「スティック」に価値をおいていないショップからノーマルの値段で買うこと。
60万円代で購入できたらラッキー!ですね。
よぉぉぉく見ないと見逃しちゃう!

Post Vintage Rolex No.7 Ref.16660 TRIPLE6(666)

ROLEX SEA DWELLER 16660

7本目
もうVRに片足突っ込んでいる5桁スポーツ「フチなし」モデルが2種類あります。正確にはフチなしとフチありが混在するのですが、1つは16800ことサブマリーナー・デイト。
そしてもう1つはこのRef.16660 シードゥエラーの2ndモデルにして通称「トリプル・シックス」です。もちろんフチなしの方が人気がありますが、フチありでも そろそろ焼けたインデックスが雰囲気出ていますね。
高度な防水性・耐久性ですので50年後も期待できるモデルですよ。保証書・付属品ありの個体を探すのが難しくはありますが、もともと数が多くないのでのんびり探すのも良いかも知れません。

Post Vintage Rolex No.8 Ref.168000 TRIPLE ZERO(000)

Rolex 168000 Submariner – 1989

8本目
生産期間が極短なサブマリーナー・デイトRef.168000「トリプル・ゼロ」です。7本目で紹介した16660と同時期に16800をリファレンスに持つサブマリーナー・デイトが生産されていましたが
その16800と16610の間の僅か数年の間にだけ生産された168000という謎のリファレンスモデルがあります。初の6桁品番という事でもなく、ケースサイドには168000の刻印がありますが紙の保証書には16800の数字がふられています。
ケースバックの内側にも同じく16800と記されているので実質16800なんでしょう。
ケースだけ・・・本体のケースだけが16800と違うのではないか?と言うのがロレックスファン達の見解です。とくに16800と販売価格に差が無いため、ゲットするなら168000の方が今後おもしろいかも知れません。

Post Vintage Rolex No.9 Ref.16753 Nipple-Dial/RootBeer

IMG_0769 copy 2.JPG
9本目
GMTマスター ルートビアベゼル、ニップルインデックスのRef.16753はいかがでしょう?
日本ではフジツボと呼ばれるアプライドのインデックスが特徴で、レトロ感を味わえる16753。
半VRと言えますね。その中でもルートビアと呼ばれる金/茶のベゼルのモデルをオススメします。
2002年にZENMAIが福岡の高山質店で見たときは20万円台だったプライスも今では100万円に届きそうな勢いですね。
ヨレヨレのジュビリーブレスで保証書なしなら60万円台でも買えるかもしれませんが、ここは保証書ありを買って長く長~く見守りましょう。ゴールドレターにニップルインデックスが良いですねぇ。
フチナシインデックスに通じる良い雰囲気です。

Post Vintage Rolex No.10 Ref.16550 IVORY

CURATED ROLEX 16550 CREAM DIAL EXPLORER via bulangandsons.com

10本目
今回最後のご紹介は、あぁソレね。となるであろう「クリームダイヤル」ことエクスプローラーⅡ Ref.16550 White。16550の全てが変色するわけでは無いようですが、だいたいこんな感じになっています。
インデックスまわりのメタルフレームはシルバーカラー、6時位置の記載は真ん中で分かれるレイルダイヤルなどレアバリエーションも含む生産数量の少ないモデルです。
1980年代に生産されている5桁スポーツの中でも特に生産期間が短いとされています。スポーツロレックスの中では珍しい黒文字盤より白文字盤(クリーム)の方が人気があると言うレアケース。もうかなりのプレミアム価格になってしまっているので、面白味はありませんがポスト・ヴィンテージの最有力ではないでしょうか?

さらにクロノメーター公式認定の証が文字盤6時位置上に記載がありますが、真ん中でキレイに分かれている「センタースプリッド」「レイルダイヤル」合わせ技は高額プライス確定ですね!

まとめ

とにもかくにも「保証書」が大事です。
今の差が、後の差と大きく変わってしまう可能性があります。そもそも気にしない方は、この辺のモデルは買わないでしょうから「保証書」は大事だと覚えておいてください。
付属品もあった方が良いですね。この辺のモデルは。5桁スポーツは1980年代から2010年までの30年間にわたり作られてきました。
最初期の5桁ならもうポストを外してビンテージロレックスと言っていいくらい前のモデルですね。
16660トリプルシックスは1980年製もあるかと思います。今年で36年・・・けっこうですね。それでも耐久性に富み、素材も優れ、メンテナンス環境(正規以外であって)も潤沢に用意されています。
5桁のスポーツモデルは100年使えると言われています。
フルオリジナルで保存したいのであれば、正規オーバーホールは本当は避けたいところ・・・。
※すぐ針など交換してきますので。

使いながら楽しむ方は、価値が上がるのを半分あきらめながら愛でるのが良いと思います。
ロレックス投資をしたい方は、使いたいのを我慢して押入れに封印してください。

いつか玉手箱を開けるのを楽しみに!

元記事は https://watch-monster.com/articles/aE4dV

 

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