OMEGA 311.30.42.30.01.005 “Moonwatch” Speedmaster Professional Chronograph 42mm
はい、みんな大好き「ムーンウォッチ」ことオメガのアイコン スピードマスタープロフェッショナルの現行機311.30.42.30.01.005を見ていきたいと思います。
コストパフォーマンスの優れたモデルであることは周知の事実ですが、それでも昔を知っているとやや「高くなったな~」なんて感じちゃいます。
2014年までは3570-50と言うロングヒットモデルでしたが、リニューアルされ定価も10万円ほどアップしました。
現在の国内定価は572,400円。
しかし徐々に高級化しているオメガにあって、まだアイコンモデルにも関わらず大きく値上げしていると言い切れないのは、付属品がだいぶ豪華になったこと、またブレスレットがタフになったことがあります。
え?10万円も値上げした付属品はどんなに凄いのかって?
さっそく見てみましょう(笑)。
ジャーン!
はい、コレが外箱。
こんなの家にあったら邪魔でしかないゴージャスなボックス。
観音開きでボックスをオープン。
さらにキャンバス地のボックスが出てきます。
金属製のフックを2つ外すとようやく時計が出てきます。
キズミ(ルーペ)、ストラップ、バネ棒外し、バネ棒、ペーパーウェイト(メダル)なども収納されています。
説明書に冊子類。
ちょっとブックレットを見てみましょう。
アポロ計画のワッペン。
アストロノートたちもオメガ着用。
説明書と保証カードとピクトグラム。
手巻きムーブメントでクロノメーターではないのでクロノメーター証明カードは付属しません。
キズミもオメガ仕様。
タキメーターが描かれています。
何倍に拡大しているのかな?
はい、他の付属品。
コレはバネ棒外し。
オメガのマークが格好良い。
こんな感じ。
NATOストラップ。
型番。ZSZ002084
長いベルクロストラップ。
SEB12100030-202が型番ですね。
宇宙服着る機会がありましたら、こっちのストラップを使用します。
それでは、311.30.42.30.01.005が3570-50とどう違うのか見てみましょう。
パッと見の違いはありませんね。
バックルも外観は同じ。
ここが違う!
ピンで留まっていたコマがネジ留め式に変更になりました。
ね。
ロレックスみたいな感じになりました。
割ピン、叩きピンは安っちいイメージですから、このあたりを改善したかったのでしょう。
新しいネジ留め式のバックルには型番STZ004194の刻印。
風防は変わらずプラスチック製。
中央にはΩマーク。
コレは3570-50も同じ。
ケースバックにはシーホース。
PROFESSIONAL MOONWATCHの刻印が追記されているかな?
う~ん、ブレスレットの違いだけだったかも知れませんね。
あと付属品プラスで10万円アップなんですよ。
コレをどう捉えるかは購入者さん次第。
オメガが値上げしたかったけど、ただ値上げしたんじゃクレームくるから的な感じですかね。
たしかにブレスレットは高級感出たので悪くないですけど。
でもこのメダルはとても格好良い。
さて、Chrono24から中古相場を見てみましょう。
え?
海外はお高いですね~。
日本では30万円くらいから見つかりますよね。
並行新品価格は35万円くらいから。
国内定価の60%くらいと非常にお買い得。
いかがでしょう?
オメガとロレックスでは販売戦略が違うので比べようがありませんが・・・
たとえばロレックスのアイコンモデルが国内定価の60%で販売されることは現在では考えにくい。
(※10年も20年も前であれば当時不人気だったスポーツモデルではあり得ましたけど。)
オメガももう一段階ブランド価値を高めるには、定価以上や定価付近で売れるモデルがあると良いですね。
それが毎年出る限定モデルなのかな?
2000本までなら売り切れる。
4000本だと微妙になります。よほどデザインやストーリーが優れてないとね~。
でも1番格好良いのはドノーマルなこのスピードマスタープロフェッショナルでしょう。間違いない。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京
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