【時計怪獣】「差し色」なのか?効果を考える “オレンジカラー”

時計怪獣
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Why “Orange”? Orange Wrist Watch – なぜ「オレンジ」なのか? オレンジ色の腕時計

バーゼルワールド2018で新作がリリースされたパテックフィリップのアクアノート。昨年20周年を迎えホワイトゴールドのジャンボブルーがラインナップされましたが、今年はクロノグラフの登場です。これがただのクロノグラフではなくインパクト大なカラーリングでファンも騒然としております。

5968A – アクアノート クロノグラフ CH 28-520 C

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今年の新作 アクアノート クロノグラフ 5968A。

ノーチラスクロノグラフなどに搭載されているCal.CH 28-520 Cですので、フェイスの見た目も同様ですが、この使われているカラーリング「オレンジ」が凄いモダンな印象を受けます。

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同じブランドの同じムーブメントですが、使う色味やダイヤルデザインでノーチラスは高級感とクラシカルなイメージがあり、アクアノートはモダンでスポーティなイメージがあります。

なぜ「オレンジ」を使ったのか?

少し疑問に感じますね。
ラバーストラップ(トロピカルバンド)もオレンジを大胆に使っているので、よりカジュアルダウンしたモデルだと思います。

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以前にもレディースのアクアノートルーチェなどポップなカラーリングを使用していましたが、メンズモデルでここまで砕けたカラーデザインは初めてではないでしょうか?

アクアノートは高級感を前面に出していくことを望んでいないのかも知れませんね。

アクアノートが誕生した1997年。

最初期はトロピカルバンドスタイルのみの展開だったことからも、ノーチラスのカジュアルモデルとして、よりマリンスポーツなどに使える「ラグジュアリースポーツウォッチ」としてリリースしたことが伺えます。

当時としては高級ブランドのスポーツモデルでラバーストラップを採用することは珍しいことでした。

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振り返ればウブロやブルガリなどがありますが、三大ブランドがここまでカジュアルな時計を作るとはと驚かされました。

常にフィットするスタイルを伝統にとらわれず挑戦していくことは素晴らしいですね。

しかし、まだ何故オレンジ色なのかがわかりません。

光の入り方によって黒文字盤ともブラウンともグレーとも見える美しいダイヤル。
使うカラーは、モータースポーツ的な「レッド」、視認性の高い「イエロー」。爽やかな「ライトブルー」、1番フィットしそうな「ホワイト」など幾つも候補があったでしょう。

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ヨーロッパでオレンジと言えば・・・オランダ?メロン?

何なんでしょうね・・・

ROLEX ORANGE

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オレンジカラーの針を使っているモデルと言えばロレックスのミルガウス 116400系。

「イナズマ」マークは電気や磁気をイメージしているのだとすれば「イエロー」なのではないかと思うのですが、オレンジを使っています。

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※因みにオリジナルのイナズマハンドはスティール製のシルバーカラーでした。
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2007年にリリースされた頃にはブラックダイヤル、ホワイトダイヤルがラインナップされていて記念モデルとしてグリーンガラスのブラックダイヤルも用意されました。

ロレックスがわざわざ選んだという事もポイントで、「黒」や「白」のベースに映えるのは「黄色」より「オレンジ」なのかも知れませんね。

続きはこちらから
https://watch-monster.com/articles/34dlf

#ZENMAIのココ東京


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