PATEK PHILIPPE Nautilus 5711/1A & 5712/1A Price Revision
パテックフィリップのスティール・ノーチラスは新旧・新品中古問わずハイプレミアムプライスとなっておりますが、ここへきて現行機5711/1Aとプチコン5712/1Aの国内定価が上がることになったようです。
パテックフィリップの腕時計全体がコストや為替の影響で価格改定を行うのではなく、プレミアムが付く人気モデル3本「だけ」価格が上がるという異常？事態。
なかなか手に入らないどころか、生産終了説が流れるほどの「枯渇」ぶりが著しい5711/1A-010（ブラックブルー）、同定価ですが価格差が100万円もある5711/1A-011（シルバーホワイト）因みにロレックスのようなダイヤル交換は行っていません、そしてポインターデイト・ムーンフェイズ・パワーリザーブインジケーターのブラックブルー（プチコン）5712/1A-001の3モデル。
そもそも2月中に「じゃあ、買っておこう」なんてことが出来ないモデルですし、国内で持ってらっしゃる方の70％以上は海外からの並行モノか、国内/並行の中古品ですね。
なのでこの価格改定が出回り相場との摺り寄せならば効果はあまり期待できません。
銀座のRASINさん（1月のキャプチャ）
中古が498万円、未使用で588万円、そして同じような値段だったろう隣の未使用と新品が売り切れています。
もはや金無垢モデル5711/1R-001と変わりません。
ステンレススティールの3針デイト付きのシンプルウォッチですよ・・・500万円って・・・
こちらは新宿GMTさん。
5712/1Aも同じような価格ですね。
かろうじて500万円以下にしました・・・みたいな。
こんな値段なのに、こっちの方がプレミアムも小さいしお買い得感があります(笑)
こちらのSNSを見てビックリ・・・
20％も上げるのか・・・でも定価500万円でももう良いんじゃない？くらいの勢いですからね。
まぁノーチラスの定価だけ上げるなんて強行が可能なのもパテックフィリップだからこそ消費者は納得しちゃうんでしょう。
で、すぐに20％ではなく13～14％ほどに修正。
世界各国の価格と調整した結果だそうです。
<5711/1A>
2/28まで￥2,710,000(税抜)￥2,926,800(税込)
3/1から￥3,080,000(税抜)￥3,326,400(税込)
ね～、だからって333万円にぎりしめてパテックフィリップの正規店へ行っても買えません。
そもそも292万円が税込み定価だって知ってる人は何人いるんだろう？
ブラックブルーの5711/1A-010のグラフ。
2年前は380万円ほどで並行新品が買えたのに、今では600万円ですよ。
※ピンクの線は嘘の「お取り寄せ」と言うやつなので信じちゃダメです。
こちらは5711/1A-011。
100万円ほど下ですが、それでも定価を軽く超えています。
<5712/1A>
2/28まで￥3,630,000(税抜)￥3,920,400(税込)
3/1から￥4,120,000(税抜)￥4,449,600(税込)
5712/1A-001の新品相場は5711/1A-010の下になってしまいました・・・。
あり得ない。
ちょっと前までは、ぎりぎり上だったのに・・・。
もうね「腕時計」じゃなくて「投資物件」ですね。
さてトケマーを覗いてみたら、販売中が無かったので売り切れ品から相場の確認です。
2016年9月28日
中古品で298万円。
定価オーバーですが、ほぼほぼ同じくらいの価格に収まっています。
2017年4月25日
半年で、いきなりグッと上がりました。
378万円です。
2017年10月14日
そして半年、428万円・・・。
今では500万円まで高騰中。
日本だけの相場では、もちろんありませんね。
Chrono24を覗いてみても同じような価格帯です。
中野のかめ吉さんも「日本一安い」けど520万円！（1月のキャプチャ）
もうね、並行新品だけで見たらほぼほぼ価格差の無いSSとローズゴールド。
確かに格好良いです。
みたら「おぉ」ってなりますし、魅力的な雰囲気は素人さんでも感じ得ます。
でもね～・・・高過ぎやしませんか？
現行機でここまで高騰する時計は初めて見たかもしれません。
「レジェンド」ですね～。
この価格改定の影響・効果は不明ですが、しばらく見守っていきたいと思います。
#ZENMAIのココ東京
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