Vintage Rolex GMT-Master 16753 & 16750
世間一般では今日はアツアツラブラブチョコチョコな1日なんでしょう(ナンダソレ)。
私みたいなオッサンには無関係なイベントがあり、貰ったら貰ったでお返しという憂鬱なイベントが待ち受けています。
もう誕生日もクリスマスも来なくて良いや!なんて思うバレンタンデーですが、はりきっていきましょう!
こんな特別な日なので、特別に2本のGMTマスターを見ちゃいますよ。
いつもより1本多い!2倍だよ2倍。文章書くのに2倍はキツイ・・・正直キツイ。
でも特別な日ですからね・・・。(チョコレートダイヤルのモデルにすれば良かったな・・)
1980年頃にリリースされた第3世代のGMTマスター 16750とロレゾールモデル16753です。
スポーツモデルの中でも対象が2か国間を股に掛けるエリートビジネスマンやパイロットなどでしたので、ジュビリーブレスレットと3連オイスターブレスレットが選べる稀有なシリーズでした。
スティールに5連、金を使用したロレゾールに3連、うん・・・イメージ的には逆ですがこういう使い方もあったんだなという良い例ですね。
では、まず16750から。
早々に5桁リファレンスに昇格したエリートモデルなGMTマスター。
パッと見てロレックスとわかるデザインで80年代も欧米では人気モデルでした。
まだ日本ではスポーツモデルの売れ行きは良くありませんでしたが、国内定価は37万円と高級品だったので一部のお金持ちの好事家向けモデルだったのでしょう。
GMTマスターと言えば石原裕次郎さんですね。
「全国縦断石原裕次郎遺品展」が2018年の7月から銀座を皮切りに全国を巡る展示ツアーがスタートしますので楽しみです。
ケースシリアルは89番なので1986年頃の製造ですので、もうインデックスにはメタルフレームが装備されています。
もちろんフチなしの方が人気です。
ケース痩せはそこまでありません。
逆サイド。
こちらはラグと穴の間が狭く「痩せた」感じに研磨されています。
あと1回磨いたらもうケース交換ですかね。
只今絶賛人気上昇中の「シングルバックル」ですが、16750では当たり前の仕様です。
こんなのね。
クラスプコードはI。
1984年頃の製造です。
ケースよりブレスレットの方が先に製造されたのでしょう。
ブレスレットナンバーは62510Hのジュビリーブレスレット。
もっこりしたプラスチック風防。
防水はこの時点で100mです。
ズームで見てみましょう。
ん?
あれ・・・?
GMT MASTERの上に何か書いてありますね・・・
まぁ、いいか。
続いて16753。
ブラックカラーのモノトーンダイヤル。
数字は素材に合わせてゴールドを使っています。
黒と金。う~ん格好良い。
フジツボインデックス、ゴールドレター。トリチウムにオイスターブレスレット。
こちらも16750と同じ第3世代。
おおよそ1980~1988年頃のわずかな製造期間でした。
この個体は62番台と、最初期のモデルかと思われます。
クラスプコードはVE。
1980年頃ですね。
ブレスレットナンバーは78363。
ケースバック。
ズームで見てみると、フジツボインデックスの異彩が際立ちます。
ゴールドレターが良い感じですね。
黒と金だけですね~。
カレンダーディスクもゴールドっぽい。
このビンテージ感を味わうにはやっぱりフジツボインデックス(ニップルダイヤル)が肝です。
1980年代のGMT MASTERでした。
カレンダーの早送り機能が搭載され、防水性も上がり使えるビンテージとして実用的な部類に入ります。
Chrono24を覗いてみました。
16750のペプシカラーはなかなかの人気モデルになっていますね。
フチなしになると、もっと高くなるのでしょう。
こう見ても5連ブレスレットは多くありませんね。
文字盤交換してしまったのか、フジツボじゃないのもありますね。
1980~1981年に絞ってみましたが、まぁ色々あります。
ビンテージ感を味わえて、ゴールド使ってて、プラスチック風防で100万円以下なら安く感じてしまうのは可笑しいかな・・・。
焼けたインデックスが良い雰囲気。
敢えてのジュビリーブレスレットも、枯れ専にはグサっと刺さります。
今回は、こっちのロレゾールGMTマスターの方がオススメできますね。
雰囲気良過ぎ!
このあたりをシレ~っと着けてたら「おっ良いねぇ」とロレヲタにも言ってもらえるでしょう。
でもバレンタインチョコをくれる(もちろん義理)OLさんには「おっ良いねぇ」とは言われません。
スティールのエクスプローラーⅠやサブマリーナーの方が10倍モテるかと思います。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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