Rolex 116400 Milgauss Black Dial
2007年に突如リリースされた「蘇りライン」ミルガウス。
ミルガウス誕生50周年を記念しグリーンカラーのサファイアクリスタルを搭載した116400GV、透明サファイアクリスタルの白文字盤と黒文字盤の116400の3種が同時に発表されました。
1980年代後半で1度生産終了になった高耐磁性モデルでしたが、「磁気帯び故障」の多い現代に望まれて復刻されたシリーズです。
約7年の製造期間でカタログ落ちした「黒文字盤」の116400を今回は見ていきましょう。
729,000円の国内定価でしたが、定価越えをする気配は今のところありません。
スポーツモデルの場合、生産終了すると定価を上回るのが通例となっていますが、ミルガウスはプロフェッショナルモデルでありながらドレスのジャンルに入りますのでリタイア→急騰とはいきませんでした。
Chrono24で116400を検索しますと、50万円台でヒットしますね。
デッドストックくらいになれば、さすがに定価以上になるかも知れませんが中古品ではこんなものでしょう。
5~6年前なら30万円台だったことを考えますと、当時買われた方ならハッピープライスですね。
オレンジのイナズマハンドがイカします。
初代、第2世代とわりと大きなデザイン変更があったミルガウスですが、この第3世代も1019とは違いますね。
ただ、ドレッシーではありますがゴールドを使用しないプロフェッショナルさだけはキープ中。
グリーンカラーのサファイアクリスタルと、最近ではダイヤルにブルーを取り入れ華やかさは出しています。
キャリバー3131はミルガウス専用ムーブメントでしたが、2016年に新エアキングも使いだします。
「磁場に対する並外れた耐性」らしいです。
シールドが入っています。
この厚みはシールドのせいなんだな。
約13mm。
ケースバック。
バックル。
ドレスモデルなので年式関係なくポリッシュ仕上げのプレート。
因みにスポーツモデルは2015年後半からポリッシュ仕上げ。
なかなか格好良いんですけどね。
デイト表示が無いから不便とか、重い厚いデカいみたいな評価があったりします。
またグリーンガラスと黒文字盤が被ったりしたのも早々に生産終了になった原因かも知れません。
いかがでしょうか?
もしかしたら、もしかしたらですよ。
10年、20年経ったら評価がガラッと変わっているかも知れません。
GMTマスターなんかも20年前には全然人気がありませんでしたからね。
急にグッと来た時に「あ~*年前は安かったのにな~」なんてブツブツ言っちゃうことになる前にねゲットしておきませんか?
保証書付でも50万円台でしょう。
シンプルだし、黒文字盤なら使いやすいしね。
更にグリーンガラスは欠けたら交換費用が高いからノーマルの方が安上がり(笑)
現代向きな超~耐磁性モデル、生産終了品。
ゲットするなら今のうち!
それでは。
#ZENMAIのココ東京
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