【レビュー】画像大量 オメガ スピードマスター プロフェッショナル ~3rdモデルから6thモデルまで~

OMEGA
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OMEGA SPEEDMASTER PRE-MOON &  SPEEDMASTER PROFESSIONAL Moonwatch

近頃スピードマスター人気が凄いことになっています。

以前からのファンたちから見れば「やっと時代が追い付いてきたか」と思うのでしょうけど、なんとなくスピードマスターは格好良いけど安い時計だななんて下に見ていたロレックスファンはビックリしているのではないでしょうか?

今回はスピードマスタープロフェッショナルの格好良さを、じっくり見ていきたいと思います!

左からサード/エドホワイト、つづいて5世代、5世代後期、最後に6世代です。

見てわかる通り、スピードマスタープロフェッショナルの凄いところは「変わらない」こと。

他にも変わらないデザインと言われるモデルがありますが、スピードマスターほどではありません。

ごちゃごちゃに混ぜると、もうどれがどれだかわからないでしょ?

エイジングの差はあるけれど、インダイヤルの配置など含めほとんど同じ。

サードモデルだけが他と違うアプライドロゴ。

Cal.321と証です。

それでは、1本ずつ見ていきましょう。

OMEGA SPEEDMASTER  ST105.003 ED WHITE

1959年に誕生した第3世代のスピードマスター”エドホワイト”ST 105.003。

Pre-Moonと呼ばれ、まだ月に行く前のモデルです。

よって、文字盤にはプロフェッショナルの文字がありません。

残念ながら、この個体はオリジナルのキャタピラーブレスが欠損していますね。

ですがケースはまだしっかりしていています。

クロノグラフ針を動かしますと、アプライドのオメガマークが見えますね。

手の込んだアプライドはキャリバー321が搭載されている証です。

40mmのケース径。

左右対称のケースは第3世代で終了します。

クラウンガードが無いのでスッキリ。

このシルエットが素晴らしい。

惚れぼれしますね。

比較的状態の良いサードは100万円オーバーです。

キャリバー321モデルでアンダー100万でもし手に入るならゲットしておきましょう。

そして持っているのなら手放すのは止めましょう。

プロフェッショナルの文字が無いのと、併せてケースバックもこんな感じでシンプル。

シーホースとスピードマスターの文字。

これは私の持っていたサードのケースを開けたところ。

右下にΩ321の刻印が見えますか?

元々シーマスタークロノグラフのムーブメントをファーストモデルから採用しています。

アップで見てみましょう。

Ωマークはアプライド。

OMEGAの文字も幅広です。

SPEEDMASTERのRが下がっている、

ペンシルハンドの夜光はすでに死んでいますが、白い塗装はキレイですね。

トリチウム表記

タキメーター

クロノグラフ針は後年に交換されたものでしょう。

ポリッシングがアレで、ケースが丸くなっていますが、それでも年式から見ればマズマズの個体。

プラ風防の中央にΩマーク。

クラウンのΩマークの形が旧型。

ケースバックには薄めのシーホース刻印。

ハイ、1本目は3rdモデルでした。

オメガ スピードマスター 3rd ムーンウォッチ「Ed White」ST105.003 キャリバー321
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私は7万円で購入しましたが、アンティークブームで価値が上がってきましたね。

 

ST 145.022

第4世代がムーンウォッチなのですが、今回はすっ飛びまして第5世代です。

ムーブメントはキャリバー861へ変わりました。

ダイヤルにはPROFESSIONALの文字が刻まれました。

NASAに認められたムーンウォッチだぞ!とアピールしていますね。

因みにご存知かと思われますが、NASAのテストはNASA職員が最初に何本もの市販のクロノグラフを購入してきて勝手にテストを開始します。

基準に達したのはオメガのスピードマスターやロレックスのコスモデグラフでしたが、最終的に合格したのはスピードマスターのみ。

オメガ自体が知らないところでNASAが使用するクロノグラフが決まっていたんですね。

市販モデルで充分な性能。

そこが凄い。

宇宙の環境は大気圏とは全然違います。

極端な寒暖差にも負けず、宇宙線にも負けず、衝撃や重力の問題もクリアする、まさにプロフェショナル。

製造番号から1969年頃。

デイトナだったらセカンドモデルくらいでしょうか。

プッシャー側にはクラウンガードの役割を果たすようにやや張り出した左右非対称のケース形状は現在まで続くデザインですね。

4thで完成しています。

この頃か過渡期でサード、フォース、フィフスまでの期間がギュッと短いです。

手前がサードで左右対称ケース、奥がフィフスで左右非対称ケース・・・わかりますか?

こちらは当時のキャタピラーブレスが装着されています。

20mm幅の1039番。

クラシカルなバックル。

横から見るとこんな感じ。

サイドビュー。

プロフェショナルになりΩマークがプリントになりました。

トリチウム。

タキメーター。

プラ風防の中央にΩマーク。

シーホースとSPEEDMASTER。

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プッシャー周りがやや錆びています。

キャタピラーブレス内側。

巻きブレスと同様の構造ですね。

ブレスレットナンバーは1039。

なかなかきれいな状態で残っていることが珍しいキャタピラーブレスの5thモデルでした。

 

3592.50.00

3本目はST145-022(3590-50)のシースルーバージョン、3592-50です。

第5世代は90年代まで続くロングセラーモデルでした。

途中皆さんもご存知の型番表記3590-50に変わっていますが同じものです。

ギャランティーカードでもわかるように1992年に販売されたものです。

この頃には製造番号がケースラグ裏に刻印されていますね。

1991-92年製のもので正解です。

かなり見慣れたデザイン。

とは、言え2本目(1969年製)とデザインは変わりません。

キャリバー861がケースバックから覗けます。

銅色から金色メッキに変わったのも80年代末頃ですね。

キャリバー1861は更にロジウムメッキに変わります。

サイドビュー。

90年代初期はまだ下がりR。

トリチウムがきれいにクリーム色になっていますね。

ベゼルもまだキレイ。

プラ風防の中央にΩマーク・・・が映ってない(笑)

ゴールドメッキ。

ここに製造番号が彫られるようになりました。

クラウンのΩマーク。

こちら1本目のサード。

Ωマークの違いがわかりますか?

ハネが無い。

ケースの形状もね。

ブレスレットナンバーは1479。

この辺りのセミビンテージはこれから高騰していくでしょう。

状態が良さそうなものは3590.50と共に要チェックです!

3570.50.00

4本目は3570.50.00。

1998年以降のモデルです。

ダイヤルの夜光もトリチウムからルミノヴァに変更され、ムーブメントもキャリバー1861になっています。

キャリバー1861は今でも使用しているムーブメントです。

うん、お馴染み。

格好良いし、安心感があるな。

サイドビュー。

もうほぼほぼ同じ。

サイドビュー問題が出ても正解できるか不安です。

バックルもダブルプッシュ式で超~便利に。

いけてますね。

今多く出回っているのは、このモデルでしょう。

    

もうトリチウム仕様ではないので焼けることが無くなったダイヤルと針。

タキメーターのフォントが弱弱しい(笑)

繊細と言うべきですかね。

  

ケースバックのシーホース刻印など立派になっています。

2000年以降、スピードマスターの製造番号は77**から始まるようになっています。

あれ?

なんだコイツは(笑)

ジャーン。

ベゼルを取っちゃうとこんな感じ。

昔はパルスメーターベゼルやテレメーターなんかもありましたし選べましたね。

カスタムする方々は針交換やダイヤル交換とベゼルまでも交換しちゃうのです。

 

まとめ

さぁ、いかがでしたでしょうか?

大急ぎでここまで来ちゃいましたね。

ほとんど画像のみ(笑)

スピードマスターの書籍(ムック本)も出ていますし、オメガのスピードマスター60周年の歩みがわかる特設サイトもありますからね。

勉強したい方は「WELCOME To スピードマスター!?」さんのサイトを、じっくり見てください!(私が勉強させてもらったサイトです、私のサードも掲載して頂いてます)

 

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では!

#ZENMAIのココ東京


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