Rolex GMT-Master II 16713 Root Beer
私は意外に(?)オマセさんで20代中頃にルートビア・ニップルダイヤルに一目惚れしました。
しかし「古いものにこんなお金出せない」と後悔が残る決断をし、16570エクスプローラー2を購入するのでした。
1675/3のブラウン5連は当時30万円くらいでしたね。
良い時代です(笑)
それ以降、特に食指も伸びず今に至りますが40代になるとこの色味が妙に気になるのです。
今回は生産終了になってしまった「ゴールド/ブラウン」の2トーンベゼル・ブラウン文字盤のGMTマスター2ロレゾール16713を見ていきます。
1990年頃に新登場したGMTマスター2の第2世代。
ロレゾール(コンビ)やゴールドモデルは上位機種のGMTマスター2にラインアップされるようになります。
併せて「フジツボ」(ニップル)ダイヤルは姿を消しました。
GMTマスターシリーズはパイロットなど高給取り向けのハイクラスウォッチですのでブレスレットも5連のジュビリー・3連のオイスターから選べました。
ロレゾール(コンビ)には5連が多い印象ですが、今回見ていくのはガッシリとしたオイスターブレスレットタイプです。
Xシリアルなので91年頃にリリースされたものだと思います。
25年以上前のモデルですが、さすがはロレックス。
しっかりとしていて今でも現役で何の不自由もなく使えますね。
それにしてもキレイだな。
海外では色合いからルートビア(ROOT BEER)と呼ばれています。
コレがルートビア。
ノンアルコールだそうです。
確かにね、色味は似ています。
茶と金かぁ~絶妙なんだな。
高級感もあるし、どこかレトロな感じもするし。
オジサンには持って来いだよ!
このブラウンカラーが美しいGMTマスター2ですが、けっこう値段や評価がバラバラなモデルでした。
コンビのスポーツモデルはスティールモデルに比べ人気が劣ります。
「青サブ」が1番で、デイトナ、ヨットマスターと続き黒サブ・GMTマスター2だったでしょう。
ビジネスシーンには使えないし、青サブのように海でも映えない。
秋に読書とか、紅葉狩りドライブには似合うでしょうか。
なので、値段が安いモノもたくさんありました。
まだ、バキバキ!
で、ですね。
ここ最近ジワジワ来ているんですよ。
GMTマスター人気も手伝い、付属品ありの両個体で100万円以下で買える物が無くなってきています。
①横穴無し
②ブレスレットにも金が入っている(78393)
③オールトリチウム+シングルバックル(78363)
このあたりの保証書付きが今後ますます値上がりしていくような雰囲気です。
こちらはクラスプコードがSと94年くらいなので、ケースシリアルと少しズレますね。
5連で購入したあとに3連に付け替えたのかも知れません。
ブレスレットナンバーが見えます。
78363。
こんな派手な時計でも、今の時代ごくごく普通に着けることが許されてます。
私が一目惚れしたころはサラリーマンでロレックスと言えばデイトジャストか、エクスプローラーⅠがギリギリって言う時代でしたので、GMTマスターのペプシもコークも流行っていませんでしたし、人気のある青サブは完全プライベート専用モデルでした。
あぁ、オッサンたちは16613を着けていましたかね(笑)
本当に40代になると「ゴールド」の魅力に焦がれます。
自分の肌に輝きが無くなってきたからですかね(笑)
6桁スポーツになるとベゼルがセラミック(セラクロム)になりますので、このゴールドとブラウンの2トーンの再現はできるのでしょうか?
未だに現行GMTマスター2ロレゾール(コンビ)116713に2トーンダイヤルが無いのは「期待」して良いのか、もう諦めるべきなのか。
同じような色合いにはならないんでしょうね。
とすると、このカラーリングがレアになる!
皆さんも良い状態のルートビア16713に出会えましたらゲットしておくことをお勧めいたします!
あの時買っておけば!ってことありますからね。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京
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