Chanel J12 H0684 Black Ceramic Automatic 38mm
J12が発表されたのは2000年。
ここまで「セラミック」を広めた時計は他にありませんでしたね。
リリースから10年くらいは、ずっと人気でした。とくに白が出た時の熱狂ぶりが凄かったです。
J12は当時シャネルのディレクターだったジャック・エリュ氏が作りました。
女性の物だったシャネルが、男性にも受け入れられた記念碑的なモデルです。
美しくキズに強く丈夫で格好良い、ミリタリー調のオールアラビアがイケメンな自動巻きのダイバーテイスト・ウォッチ・・・200m防水逆回転防止ベゼルですがダイバーウォッチではありません。
では、今回見ていくJ12をご紹介しましょう。
今でこそ物凄い種類がリリースされている「J12」ファミリーですが、2000年のリリース当初は、33mmのレディース(クォーツ)と38mmのメンズ(自動巻き)のブラックカラー2サイズ。
38mmのメンズオートマチックには、セラミックブレスレットタイプ(これが一般的)、レザーストラップタイプ、そしてこのラバーブレスレットタイプがラインナップされていました。
もちろんセラミックブレスレットが1番人気で、ラバーもレザーもいまいちでしたね。
今の様に「ストラップを交換して楽しもう」なんて風潮はありませんでした(オリジナル命!時代)。
と、言うことで当時も現在も大した人気のないH0684 ラバーブレスレットのJ12を見ていきます。
このラバーブレスレット。
艶の美しいケースに対し、デザインだけはセラミックブレス風ですが「マット」なチープさが醸し出されるものでした。
J12の良い面はキズに強い美しいセラミックにあると言っても過言ではありません。
それが見てください。
艶ではなく「テカり」で光っちゃってる悲しいブレスレット・・・
これは恥ずかしい。
セラミックと同じ両開き式のバックル。
このデザインは本当に凄いです。
強力なバネで最初は戸惑いましたが、ブレスレットリンクのつなぎ目が気にならない、シャネルらしい気の配られた仕様です。
よく出回ったコピー品は、この8か所のネジ留めが深くてスグに「おかしい」と気付きます。
そんなニセモノが大量に出回るほど「J12」は人気だったのです。
若い男女以外でもセレブ層の方々まで購入していました。
思いっきりライトを当てて~
手で覆うと「夜光」が確認できました。
まだまだルミノヴァなので元気ですね。
J12はやはり38mmが1番デザイン的に優れていると思います。
42mmが出たり、機能が追加されたり、素材が変わったりしていますが「最初が最高」なんですよ、だいたいのモデルはね。
白いインデックスと、針のバランスが最高だな!
これで10万円台で買えるから本当にオススメですよ。
格好良いし、スペックもそこそこだし、シャネルだし(シャネルだけど、もうモテない)。自動巻きだし、デイト表示あるしね。
でもこのラバーはダメ。
頂けない。
シャネル J12 G10 H4187 国内定価591,300円
チタン セラミック38mm×アリゲーターNATOバンド19mm
2015年にリリースされたコイツですね。
この大人オシャレ。
J12に飽きた方でも「オッこれは良いな」と思わせるセンス。
皆さんもこの夏、10万円ちょっとを握りしめて、このG10風を作ってみてはいかがでしょうか?
ノーマルでも充分格好良いので、絶対に間違いないと思われます!
もしくは純正のラバーやレザータイプを購入したけど、飽きちゃって使ってなかった方などにもオススメ。
NATOストラップを買うだけだもんね。
19mm幅があれば、なければ20mmを無理くり押し込んで!
あぁ、私もやってみたくなりました。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京
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