Audemars Piguet Royal Oak “Jumbo” 15202ST.OO.0944ST.03
オーデマピゲのラグジュアリースポーツモデル「ロイヤルオーク」。
初代を意識した2針モデルであり、1972年誕生の初代と同じキャリバー2121を搭載している15202st”ジャンボ”こと15202ST.OO.0944ST.03をレビューしていきます。
エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01との違い
ROYAL OAK EXTRA-THIN 15202ST.OO.1240ST.01
「15202ST」シリーズのロイヤルオークは、ケース径39mm、厚さ8.1mm、キャリバー2121、防水50mとなっています。
現在は”ジャンボ”から、2012年にリリースされたロイヤルオーク生誕40周年記念の”エクストラシン”に置き換わっております。
デザインが「ファースト・ロイヤルオーク Ref.5402ST(1972)」を忠実に再現し非常に人気のプレミアムウォッチになりました。
このエクストラシンはブティック限定モデルに今年から変更されていますね。
国内定価は2.430,000円(税込)。
限定になることで更に入手困難になってしまった印象です。
15202ST.OO.0944ST.03はグラン・タペストリー文字盤が採用されており、小さい■が最大20個ほど並びます。
エクストラシンは更に小さく最大26個■が並び、プチ・タペストリー文字盤と呼ばれます(初代モデルと同じ)。
2011年に生産終了になった”ジャンボ”。
12位時位置に「AP」マークがありますので、知らない方が見れば同じケース径の15300STと見違う可能性がありますね。
“エクストラシン”となり初代と同様に6時位置に「AP」マークを移すことで特別感が更に強まったとも言えます。
15202ST.OO.0944ST.03の国内定価は1,953,000円でしたので、定価越えのプレミアムモデルにはなれませんでしたが
・・・・凄く素敵なモデルですよ。
8.1mmと言うスポーツモデルとしては極端に「薄い」ケース厚に、キャリバー2121が搭載されています。
耐久力もあり、美しさもあり、アイコンの八角形も健在で、防水性は50mと必要充分ですね。
シースルバックから覗くCal.2121。
元はジャガールクルト社のCal.920がベースとなっております。
キャリバー920と言えば初代ロイヤルオーク、初代ノーチラス、バシュロンの222や昨年の新作オーバーシーズ・エクストラフラットにも使われています。
2針の極薄自動巻きムーブメント。
“ジャンボ”の飾り振り子。
こちらは現行機”エクストラシン”の振り子。
「AP」のデザインが大幅に変わりました。
どっちのローターの方が重いのか・・・同じなのか。
21金なんで重い方が良いですよね(笑)
8.1mm。
自動巻きでこの薄さ。
薄いだけじゃない、しっかりした耐久性と防水性。
針とインデックスはホワイトゴールド製で、夜光が乗っています。
やっぱりスポーツモデルには夜光が必要ですね。
夜光が無いスポーツモデルってありますかね???
文字盤の美しさ。ため息が出ますね。
ベゼルサイド、ケースサイドの鏡面仕上げ、
決して隣を干渉しないコマをつなぐリンクピースの仕上げの美しさ。
もう一回、ため息を出しましょうか?(笑)
以前は7万円ほどで文字盤交換ができたそうです(交換した文字盤は回収されてしまうそうですが)。
エクストラシンが出てからは、文字盤交換を聞かなくなったので廃止されたサービスかも知れません。
旧タイプのAP型バックル。
初めて見た時はちょっと「ふふふ」ってなりましたね。
エクストラシンのバックルの方が脱着が楽で便利だし、耐久性もありしっかりしています。
確実な「進化」ですね。
私が以前使用していたクォーツのボーイズロイヤルオーク56175STは、肉抜きされたバックルでした。
さらに古いモデルはプレート式でしたね。
やはりWプッシュ式の現行機が1番優れています。
いかがでしょうか?
ロイヤルオークの魅力を存分に味わえ、力強く美しいデザイン、サイズも丁度良い「ジャンボ」。
現在は中古品しかありませんが定価以下で購入できます。
現行機のエクストラシンは定価以上のプレミアムウォッチなので、同じシリーズなのに50万円以上差が付くのです。
なんかお得な感じしませんか???
ではまた!
https://zenmai-tokyo.com/2017/02/08/royaloak/
#ZENMAIのココ東京
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