【レビュー】セイコー スポーチュラ キネティックGMT SUN015P2 Cal.5M85

以前記事にしたセイコー 海外モデル キネティックGMTをレビューしていきます。

私がオススメしたブルー/イエローではなく、日本人の好みに刺さるカラーリング「ブラック/レッド」から、レザーストラップモデル SUN015P2です。

ファーストインプレッションは「格好良いじゃない！」です。
24時間針（GMT）の赤が効いていますね！

キネティックGMTシリーズSUN0**は全6機種。
2013年の新作としてリリースされ、そのデザイン性から海外では大人気のモデルです。
※ロレックスのエクスプローラーⅡにかなり似ているから？

ケースサイズ44.4mm
キネティックムーブメントCal.5M85
100m防水
ねじ込み式竜頭
サファイアクリスタル
月差±15秒程度

5M85は最大6ヵ月ものパワーリザーブを誇るキネティックにGMT機能を追加したハイスペックなムーブメントです。
ベゼルはセラミックの様な光沢のあるハードコーティングで高級感がありますね。

SUN015P1（黒/黒SSブレス）
SUN015P2（黒/黒レザーストラップ）
SUN017P1（青/黄色）
SUN025P1（白SS）
SUN026P1（黒/金）
SUN028P1（PG/黒）

と5つのカラーリングから選べましたが、SEIKO USAのHPにはラインアップが消えていました。
SEIKO UKにはまだSUN015P1とSUN017P1が379ポンドで販売されています。
香港にはSUN025P1とSUN026P1がありますね。
国によってラインアップが違うんでしょう・・・。

セラクロム・ベゼルを搭載した新型エクスプローラーⅡが出たら、黒文字盤の方は かなりソックリになるのではないでしょうか。

いやぁ、セイコーに寄っちゃう感じですね。
EX2もセラミック仕様になるのかな？

セースサイズ44mmは、やはり結構大きいですね。
重くはないのですが、存在感はあります。

黒で締まって見えるので、周囲の人からはそんなに大きく見えないとのことですが・・・
どうでしょう？

シースルーバックでムーブメントが覗けます。
まったくもってシンプルな、装飾の「そ」の字もない無骨なキャリバー5M85。

キネティックとは何ぞや？と言う方へ見せつけるローターなんですかね。
ローターを回すと専用コイルブロックが見えます。

GMT機能が付いていますので、第2時間帯を表示できます。
GMTマスターⅡやエクスプローラーⅡの様に「短針」単独操作が可能です。

ねじ込み竜頭を開放し、1段引くと短針操作、2段引くと時間調整です。

外装もシンプル。

ポリッシュ仕上げのケースと、同じく無味乾燥のクラウンとプッシャー。
サイドからは高級感を感じません。

アプライドのSEIKOロゴ。
文字盤はこまかいワッフル状に加工されています。

GMT針は、かなりチープな感じがします・・・が、視認性は悪くありません。

「信頼」の日本製のムーブメントだぞ！とアピールされています。

5M85の記載もありますね。

ステンレスにハードコーティングされたベゼル。

セラミックの様に見えます。
ベゼルのおかげで高級感があります。

数字のヘリまで塗装されていますね。

手が込んだ感じは一切しないですが、値段的に文句は言えません。

チープフルで微笑ましいクラウン。

Sマークでも彫ってあったら良かったのに・・・