いつか400万円になる16520と116520の旧デイトナ

ROLEX
スポンサーリンク

「デイトナ投資」116500LN発売記念!16520と116520の旧デイトナがいつか400万円になるか検証する

いよいよバーゼルワールド2016新作のセラクロムデイトナ116500LNがリリースされました。

今回は生産終了したデイトナたちが今後どんどん値段が上がるのではないだろうか?

と期待しつつ過去の販売価格を振り返ってみたいと思います。

ロレックスのスポーツは買って損なし!

それぞれのデイトナ

Evolution of the Rolex Oyster Cosmograph Daytona - Rolex Passion Report (21296)
検証にあたるにつき、まず最初にそれぞれのデイトナについて おさらいしておきましょう。
比較するのはこちら。
第3世代 リファレンス 6263 /6265
第4世代 リファレンス 16520
第5世代 リファレンス 116520
Ref.6263 / 6265
4桁品番 手巻きクロノグラフ。
バルジュー72ベースのCal.727搭載、初のオイスターケース採用。
末尾3はプラベゼル、5はステンレスベゼル。
1970年頃から1988年頃までの約18年間製造された。
Ref.16520
5桁品番 初の自動巻きクロノグラフ。
ゼニス エル・プリメロベースのCal.4030搭載、サファイアクリスタル採用。
白文字盤と黒文字盤の2種類に絞られる(SSモデル)
1988年から2000年までの約12年間製造された。
Ref.116520
6桁品番 初の自社製自動巻きクロノグラフ。
悲願の完全自社製のムーブメントCal.4130搭載。
2000年から2016年までの約16年間製造された。それぞれ期間中のマイナーチェンジはありますが、ざっとこんな感じです。4桁デイトナの良い面は、37mmケースがもう作られていないこと。
同じくプラベゼル・プラ風防、手巻きムーブメントが作られていないことが人気の秘訣です。
約30年前に生産終了になりました。5桁デイトナの良い面は、何と言ってもエル・プリメロを使用している点ですね。
独特のしまったフェイスは無骨でかっこいいです。
約16年前に生産終了になりました。6桁デイトナの良い面は、新しいこと。機械ものは新しいに越したことがありません。
メンテナンス性、入手の容易性、タフネスさはこの3つの中で群を抜いています。
今年 生産終了になりました。

経年による価格高騰 (投資としてのデイトナ)

何年前は幾らだった・・・と言うシリーズをやってきましたが、
ではデイトナはどのくらい値上がりしたのでしょう?
今後も同じような値上がりにするのであれば16520は、116520はいったい「いつ」「幾らくらい」になるでしょう?

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年

1995年 REF6239 or REF6262

1995年 REF6239 or REF6262

1995年

16520は65万円が最終国内定価でした。
私の知る限りでは定価以下で売られていたのを見たことがありません。
※1998年に初めて腕時計を買いましたので、それ以降。1番安かったのは60万円代後半の本体のみ白(2008.12月〜2009年 一時期店頭買取をしない時計ショップもありました)
1995年当時でも白文字盤がギリギリ定価以上。黒文字盤で10万円アップと言ったところです。

そして6263は75万円からあるよ!と記載があります。
75万円ですか。
いやぁ〜安い。

おまけでファースト・デイトナでしょうか?ポールニューマンが120万円で出ています。

1998年

1998年

1998年

1998年

1998年

1998年

16520は中古で85万円まで相場を上げています。
95年が新品で70万円ほどだった白文字盤が中古で85万円です。
少なくとも新品は90万円ほどの値が付くでしょう。
3年間で30%ちかく値上がりしていることがわかります。

6263に至っては、もう大変・・・。
95年は75万円からとなっていましたが、3年後には140万円を超えることに。
この時点ではまだ新型の116520が出ることは決まっていません。
単に手巻きのデイトナの人気に火が付いた感じですね。
文字盤の色が違う事を考慮しても80%以上の相場上げです。

1995年に手巻きの6263を買っていれば、3年使って「儲かる」ようになっています・・・。
16520も70万円で95年に買った方は、損なしに売ることもできたでしょう。

1999年

1999年

1999年

1999年

1999年

1999年

16520が生産終了する年になります(最終販売分は2000年前半)。
ちらほら新ムーブメント開発の噂が出てきた頃です。
新しいデイトナの予感が市場に影響するか・・・?
98年と大きく値段差はありませんね。
新品で白93万、黒96万円
中古で白85万、黒90万円

6263は、1年で更に値上がりしています。
98年140万円台だった黒プラ6263が180万円まで上がっていますね。
1年で25%も相場上げです。
95年に75万円で買っていたら100万円もプラスになっています・・・。
恐ろしい。
生産終了から10年経ち、程度の良い中古品の数が減ってきています。
またコンビのデイトジャスト、青サブよりシンプルなスポロレに人気が集まってきた頃ですね。
キムタクのエクスプローラー人気が爆発している時代です。

2000年

2000年

2000年

2000年

2000年

2000年

6桁デイトナ Ref.116520が誕生した年です。
16520はA番P番が終わりのシリアルだと認知し始める頃ですね。
最終品番ブームは1016のR番L番で既に起きていました。
そんな中、16520白A番が72万円・・・あれ?
99年の中古より値段が落ちています。

1991/1/1~2011/10/31

1991/1/1~2011/10/31

1995年の円高(最高値79円台)
1998年には140円に・・・乱降下・・・
2000年には103円・・・2001年同時テロの影響で120円を超えます。腕時計の相場は為替に影響されますので同じ商品でも販売値が変わってしまいます。
なので95年は「円高」なので輸入品のデイトナは「買い」
98年は「円安」なので輸入品のデイトナは「売り」
2000年も円高気味でしたので「買い」だったのです。そして、6263は相場上げなのですが円高の影響で99年より少し安くなっています。

2002年

2002年

2002年

2002年

2002年

2002年

2002年

116520の価格変動グラフ

2002年

為替が120円台へ。
116520の登場から2年、徐々に興奮も冷めてきて16520に注目が集まりだします。
6263/6265より短い12年の生産期間。
ゼニスのエルプリメロ、116520のきらびやかなフォルムが嫌いだった方々、顔つきなど16520の評価を高める気風が市場に出てきていました。
特にA番、P番ですね。
また逆6、パトリッツィ、タキ200、トリチウムなど微妙なバリエーションと
インターネットの普及で情報が拡散されはじめたのも大きな要因でした。

スポンサーリンク

6263も99年頃の相場に戻ります。
より良い条件の個体が無くなりだしています。
180万円程度の相場になり、6265も150万円をきっていたら即売れ状態でした。

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

2005年

16520はP番・未使用(デッドストック)が200万円を遂に突破します。
A番も追いかけるように相場を上げました。
ノーマルの16520は116520と同じ価格帯になり、買われる方は「好み」で選べるようになっています。
本数が少なかったデイトナも製造数がやや増えた感があり時計ショップでデイトナが置いていないことが無くなりました。
それでも定価オーバーは当たり前ですが。
※ややデイトナの希少性が落ち始めた頃です

6263の人気はとどまることを知りません。
こちらも300万円の相場を超えてきました。
製造終了から17年が経っています。

17年という事は2016年時点での16520と条件がやや重なりますね(為替も105~110円)。
16520のP番・中古・黒は250万円程度になっています(2016.05)。
6263/6265と同じような流れになっている感じがしますね。
116500LNが国内の市場に出回りだしたら、もっと上がるかも知れません。

2010年

2010年

2010年

2010年

2010年

2010年

世界同時株安・リーマンショック後の激おちの相場から徐々に回復してきました。
「買い」の方には天国だった時期ですね(世の中は浮かれていられませんでしたが)。

16520はP番が200万円を切るようになります。
2010年には黒文字盤でも中古なら160万円台で売られていました。
2009年初頭は16520白文字盤のT番や逆6でないシングルロックなどは70万円台なども見られる時代です。
※それでも誰も飛びつかなった・・・・

116520に至っては国内定価997,500円を下回る価格で並行店では売られていました。
2011年には70円台まで円高になるのですが、2010年も80円台とかなり高い為替相場でしたね。

6263も一時期400万円まで上がっていましたが、ここへきて300万円程度まで下がります。

残念なことにコレクターだった日本の資産家の方々が手放すことになり、日本には良い条件のデイトナが安く出回っている状況になりました。
爆買いの引き金になるのですが、海外のバイヤーたちが増えだした頃にもなります。

2015年

2015年

2015年

2015年

2015年

2015年

2015年

2015年

円も120円まで下がった2015年。
時計の相場もだいぶ戻りました。
中国経済の影響で、やや不安定な時期でもあります。

16520のP番で250万円
A番で160万円、ノーマルで130万円です。

116520は定価が1,242,000円になっており、相場も上向きです。
新品中古共に定価オーバーは当たり前の時代に戻ります。

6263は450万円超えに・・・。
生産終了から27年で450万円・・・うわぁ。
1995年に75万円で買われた方は6倍です。
600%アップですかぁ・・・

116520の価格相場

116520 デイトナ 自動巻き (ホワイト)

116520 デイトナ 自動巻き (ホワイト)

ゴンっと近々は下がっていますが(128万円)
在庫なしなので実際の最安値は144万円。
116520 デイトナ 自動巻き (ブラック)

116520 デイトナ 自動巻き (ブラック)

急にグググっと値上げ。

スイスの腕時計なので輸入品と言う事もありますが、為替によってデイトナの相場は変わります。

顕著に並行輸入品の未使用/新品は値段の影響を受け、新品が下がれば中古品も同様に下がる、上がるときも同じです。

よっぽどのことが無い限り定価は変わりませんね。
上がるときばかりです・・・。

ここ2年間の価格コム新品掲載価格推移です。
上が白文字盤、下が黒文字盤です。
主に赤い線グラフを見てください。
円安が続いていたので、昨年2015年の半ばまでは右肩上がりですね。
中国経済の不安定さから徐々に寝落ちして円高とバーゼルワールドの発表で
黒文字盤でも140万円を切りました。
※定価は124.2万円

1USD=105円までGWは下がりましたので、いよいよ新品も120万円を切るか?と思いましたが夢に終わります。
116500LNのデリバリーが開始されたのです。
円高傾向ではありますが生産終了が明確化されたことにより黒文字盤は154万円、白文字盤は144万円まで盛り返してしまいました。

まとめ

ロレックス コスモグラフ デイトナ P番 16520 ...

ロレックス コスモグラフ デイトナ P番 16520 ROLEX

生産終了から28年
6263/6265は400万円台です(2016年は円高なので、相場をやや落としていますが これ以上は落ちないでしょう)。
20年前の6倍の価値になっていますね。
仮に10本70万円で買ってたとしましょう。700万円の投資が4000万円に化けるのです!
凄いでしょ?
で、今更は難しい。
4桁はまだ上がりますが、今から400万円出したくないですね。となると、Ref.16520が生産終了から16年。
あと12年もしたら400万円を超えてくるでしょう。きっと。
実際にはP番があと数年で400万円(タキ200やパトリッツィも)を超えると睨んでいます。
東京オリンピックあたりが分岐点ですかね。
ノーマルやシングル、逆6も200万円を超え、12年後には400万円に近づくはずです。
「買い」は今です!
110円以下の為替の今、買って10年状態維持をしましょう(中古で買うなら使ってOK)!
※あくまでもZENMAIの予想です・・・予言師ではないので信用しませんように・・・116500LNが出回りだすと16520は値上げが著しくなるでしょう(3月から見ればもう、だいぶ上がってますが)。
116520のデッドストックもじわり上がってきてしまいました。
円高105円ちかくまで上がった時は120万円を切った新品相場も、気づけば140万円・・・
中古品のランダム番も110万円以下は・・・もう見つからないかな?116520の中古品は置いておき(100万以下なら「買い」)、16520の良い条件の商品を探しましょう!
これが狙い目です。やや関係ありませんがZENMAIは116500LNは短命だと思っています。
ムーブメントが変更になると予想しますので、本命は116500LNかも知れません。
※短命なら10年・20年後の相場がヤバいでしょうから。
2009年

2009年

116520は定価以下も!
16520はバリエーションの違いなどで値段がハッキリ区別されていました。

ZENMAI的独自意見御免な、おすすめ予想

・116500LN ◎ (定価で買いたい)
・16520A 〇 (A番完品ノンポリッシュを130万円くらいで買いたい)
・16520P △ (P番なしなしを200万円以下で買いたい・・・あくまでも16520で、間違って116520のPを選んでは駄目)
・16520 ▲ (逆6・シングルを130万円以下で買いたい)
・16520 × (ノーマルを110万円くらいで買いたい・・・この際なしなしでもあり)
・116520 × (なんでもないのを100万以下で買う)

16520に至っては値段が上がるポテンシャルをふんだんに持っています。
ネットが作り上げたレア度満載のバリエーションの宝庫でもあります。
レアじゃないのを探すほうが難しいくらいですね。

わたくしも16610LVで、使いながら価値が上がっていくことを経験しています。
※売ってしまって悔しい思いをしたモデルもありました(笑)

何も難しいことはなく、ただ 「買う」
だけで値段が勝手に上がるのです。
売るタイミングは やや難しいですが、トータルで見れば値上がりしています。
着けていても良いんです!ステイタスにもなりますしね。

どうでしょう?
プチ?投資で「デイトナ」を買ってみませんか?

そんなお金が無い?
そうですね、わたくしと同じです(笑)
でも買わないと儲かりませんよ!
デイトナはすぐ売れるので、いざって時の現金化も容易いです。
ご検討ください。

結論
長期でみればデイトナは投資としてアリです。

https://watch-monster.com/articles/OeDNC

 

ポーセリンかパトリッツィダイヤルの16520を買った方が良い「ロレックス投資」
「デイトナ投資」はRef.16520がおすすめ! 先日の記事【「デイトナ投資」116500LN発売記念! 16520と116520の旧デイトナがいつか400万円になるか検証する】を読み、うん なるほど「使いながら勝手に値段が上がる」のか・・...

 

#ZENMAIのココ東京

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

SNS Share

コメント

タイトルとURLをコピーしました