ROLEX FAT LADY Ref16760「ソフィア・ローレン」って知ってる?【レア・ロレックス⑤】
ロレックスのレアモデル知ってる?シリーズの転換期にあたるこの第5弾。
記事の行く末を占う一投です。さて、あまりにも失礼な英語のニックネームが付けられておりますね。
直訳しますと「太めの女性」と言うことですが、違います。
ダイナマイトボディと言った方が伝わるかな?
モデルが短命に終わったGMTマスターIIの初代。
なぜそう呼ばれているのでしょうか?
イタリアの大女優から頂いたニックネーム「ソフィア・ローレン」
「見て!このグラマラスなライン」・・・と言われて
「おぉ・・・素晴らしい」・・・となる方は極度の時計怪獣(時計マニア)ですね。
さすがのワタシでも、そうはなりません。
1983年 GMTマスターIIのファースト・モデルにあたる「Ref.16760」は
デイトのクイックチェンジを捨て、短針(時針)が単独操作できるムーブメントCal.3085を積んだ
ロレックスが誇る新システムとして華々しくデビューします。
1983年から1988年までの、わずか5年間の生産となり、セカンドモデルのRef16710へ引き継がれます。5年しか製造しないスポーツモデルは珍しいですね。
同じキャリバー3085を搭載して短命に終わったエクスプローラーIIは、更に短い1988-1990年のたった2年です。
このキャリバー3085に何らかのトラブルがあったに違いありません。
マニアからすれば嬉しいレア度増しという事でしょうか?
Ref.16760の特徴は「短針の単独操作」ですが、
外見上の特徴が別にあります。
ひとつは「赤/黒」のベゼルのモデルしかないこと。
そして、もうひとつがニックネームにもなっている「ケースが厚い」ことです。
「どうです?ファットでしょう?」・・・と言われて
「おぉ、16760はファットだね」・・・となる方は極度のウォッチモンスター(時計オタク)です。
この画像では、わかりにくいですが「クラウン」(王冠リューズ)のガードを中心に厚めになっているのが、おわかりでしょうか?
いやぁ、正直わからないです。
ケースと言うより、リューズガードが厚いだけのようにも見えます。
TUDORのBig Blockことカマボコケースのクロノタイムほどであればワタシもわかりますけど。
で、どうしてソフィアローレンさんの名が付いたのか?
こう言うのは大体イタリア発です。
オシャレ過ぎる国のセンスが良い誰かが母国のハリウッド女優のソフィアさんに例えたのでしょう。
抜群のスタイルと美貌がGMTマスター2のケースにフィットしたに違いありません。
「A.K.A」ロレックスのニックネーム特集
※Ref16760は別名「BIG MAMA」とも呼ばれます・・・女性なんですね。今回は次回作以降のネタ振りと言いますか、反応の良かったモデルにスポットを当てていく作戦として、ロレックスのニックネーム特集を組んでみます。
ニックネームと言うのか、あだ名と呼ぶのか、二つ名と言いますか、愛称でしょうか・・・海外では「aka」でヒットします。
因みに前々回の「Rolex Octopus」を「タコシード」と呼んでいるのはワタシだけです。
ポール・ニューマン
ジェームス・ボンド
スティーブ・マックイーン
クリント・イーストウッド
続きはこちらから
http://watch-monster.com/articles/m2uFs
#ZENMAIのココ東京
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