1998年の時計雑誌から相場を考える②

【18年前の雑誌から】中古腕時計の相場がこんなに変わっちゃった!(1998年)その②

(シリーズ2)前回からの続きです。

前回はロレックスをまとめましたが、驚愕の値上がりでプレミアム価格でした。

200万円以下で買えた時計も、今では1000万円を超えるモデルまであり「ロレックス」のもつパワーと言いますか、世界中で愛されているのがわかります。

1.パネライ・・・レアモデル(1998年の相場)

なんと!今では博物館クラスの時計ですね。
30年代と、50年代のラジオミールが普通に売っていました。
1998年はすでにオフィチーネ・パネライがヴァンドームグループ(現リシュモン)傘下に加入し世界展開を始めたころですね。
95年頃の雑誌には50万円台で売っていた記憶があります。

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カルフォルニアダイヤル(ユニークダイヤル)の方は復刻したモデルしか見つかりませんでしたが、
やや年式はズレるもののROLEX製のパネライ(イタリア海軍仕様)が2つありました。
凄い値段ですね。
パネライが凄いのか、ロレックスが凄いのか、両方だからか、もう本当に凄いです。
当時パネライ商店が依頼した先がロレックスではなかったらどんな歴史になっていたのでしょう。

2.パテック・フィリップ

5065

5065

3800

3800

3796

3796

2442

2442

当時(1998年)は、(一般的にはですが)そこまでハイクラスの薄型手巻きモデルや
高級スポーツモデルに人気はなく、ロレックスのバブルバックやダブルネーム、
オメガのカラーダイヤルなど怪しいものがもてはやされていました。

本当の紳士たち(まだIT長者などもさほどいません)の嗜好品だったパテックフィリップは、時計専門店に数本あるだけで雑誌などには情報が少ない時代です。

1本目はアクアノート(旧型)のラージサイズ・ブレスレットモデルですね。5065/1A。
次はノーチラスです。唯一のスポーツモデルと記載がありますがアクアノートはカテゴリが違ったのでしょうか。
画像では見えにくいですがセンターセコンドがあるので3800ですね。
永遠のクラシック「カラトラバ」3796のホワイトケース。
フレアードは2442でしょうか。通称「BANANA」。

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アクアノートRef.5065/1Aは98万円(1998年)が213万円(2016年)。
ノーチラスRef.3800は78万円(1998年)が179万円(2016年)。
カラトラバRef.3796は69万円(1998年)が、WGが無かったのでYGで122万円(2016年)。
フレアードは同モデルがありませんでした。
画像は「Hour Glass」と呼ばれる、2442の先輩です。
スポーツモデルは2倍以上の値がついています。
3796も後継機5196のサイズアップで、むしろ価値が高まっています。
(小さいケースの方がバランスが良かったのでしょう)
耳たぶ、バナナなフレアードはあまり時計ショップでも見なくなりました。
最近の相場だとどのくらいでしょうか?

3.その他のメーカー

SEIKO DIVER PRO 600

SEIKO DIVER PRO 600

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最初はセイコー・ダイバーです。
グランドセイコーと同じムーブメントを積んでいるビッグサイズでプレミアムなダイバーウォッチですね。1975年、世界初のチタンケース・ダイバーズと言われています。

そして誰もが憧れるグランドセイコーのファーストモデル。

次はちょっと変わったロレックスですね。
40年代のクッション型ミリタリーウォッチでしょうか?

そして今でも大人気で後継機が続々出ているオリジナル「アエロナバル」タイプXX!かっこいい。

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Chrono24にはSEIKOはあまり無いです。
ダイバーもGSのファーストも相場はさほど変わっていません。
ロレックスのミリタリーモデルは、もう色々ゴチャゴチャしている物が多く参考になりませんでした。
ブレゲのタイプXXもまったくの同タイプはありませんでしたが、おおよそ250万円くらいにはなっていますので、約2.5倍に価値が上昇しています。
OCEAN2000

OCEAN2000

7031

7031

今でも人気のあるポルシェデザインのオーシャン2000ですね。
こちらがヤバい!TUDORの2つ目クロノ「モンテカルロ」です。
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オーシャン2000は文字盤の種類がいくつかあります。筆記体が好まれたり、byIWCが好まれたりします。
相場はあまり変わっていませんね。楽天市場などでたまに50万円をきる値段のものも出てきます。
チュードルの2カウンタークロノグラフは幾つかのモデルがあります。後のクロノタイムにも引き継がれますがベゼルの種類も選べます(ロレックスのデイトナと同じ流れですね)。
この奇抜なデザインの70年代クロノグラフはアンティーク市場で人気があり復刻版も出ています。
インデックスがホームベースでベゼルがタキメーターのモデルがRef.7031/0でした。
なんと!当時29万円(1998年)が285万円(2016年)になっている!
98年頃はクロノタイムのカマボコケースなどが人気があり、2つ目はあまり評価されていませんでした。
HEUER

HEUER

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クロノマット初期

クロノマット初期

最後はホイヤーとブライトリングです。
オメガの情報などが少なくて不思議ですね。98年当時は手巻きのスピードマスター(プロフェッショナル・プラ風防)の中古相場は12万円くらいでしたので、雑誌の限られた掲載数を考えると載せ辛かったんでしょう。
ホイヤー時代(現タグホイヤー)の軍用クロノグラフですね。
もう一つはリューズが左側にあるカレラ?です。クロノマチック搭載なのでオータビアかと思います。
ブライトリングからは60年代のスーパーオーシャン・クロノグラフ。珍しい。
最初期のクロノマット(今ではモンブリランに引き継がれているデザイン)・・・欲しい。
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このあたりのモデルは大きな相場変動がありませんね。
個人的にはRef806旧型ナビタイマー1st,2nd,3rdが好きです。

まとめ

 今回も相場が急騰しているモデルたちが見受けられました。
腕時計で投資。本当に考えちゃいますね。20年後の相場が今わかったら買っておきたい時計があるんでしょう。

1999年の雑誌もありましたので、次回をお楽しみに!

<元記事>

http://watch-monster.com/articles/wGgc0

 

1998年の時計雑誌から相場を考える①

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